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最後の総合訓練展示は、一時話題になった「不審船」の対応訓練です。



まず、観閲船団の前方から
猛スピードで4隻の船舶が突進してくる。


先頭の1隻が不審船(模擬)である。

後方からは、最新鋭の巡視船が・・・
追尾を開始〜〜〜ヽ(`Д´)ノ


こちらも、不審船は「ドクロマーク」を掲示している。


その後を、猛追撃する巡視船


先ほどの密輸船とは違い、大型の船舶による迫力の接近戦接近して見ることができる

と、言うことで・・・・

すぐ隣を、激しく通過した船の波で、こちらの船は「大揺れ!」 (◎_◎;)

船から上がった
波しぶきの中に「虹」が出る状態になっている・・・(^_^;)


不審船は、
反転逃走(いきなりUターンして、追っ手を振り切る航行)などを繰り返して!
逃げる!逃げる!

白波を上げ、全速で逃げる不審船


それを全速で追う巡視船、巡視船は2組に別れ、追い詰める作戦にでる。


少し離れた場所には、
海上自衛隊も到着し沖への逃亡を防ぐ為「停船命令」の発光信号を送る。


大型の巡視船「しきしま」(写真奥)も援護に駆けつけた・・・。

最新鋭巡視船「ひだ」からは、ヘリも離陸

上空から不審船に対して追尾の援護を行う。


不審船は、何度も何度も反転逃走を行いながら追っ手を振り切ろう逃走する。

そんな時、
不審船から火器による攻撃を受ける!

海上保安庁は不審船からの攻撃を受け、
「正当防衛射撃」を実施!


攻撃を受けた不審船はジグザグ航行で追っ手を撹乱し、尚も攻撃をしてくる。


不審船の逃走が鈍ったこの時!
巡視船は一気に追い込みの行動にでる! ヽ(`0´)ノ


攻撃に対しては、こちらも正当防衛射撃を行い
不審船を拿捕すべく、最後の追い込みにかかる。


最終的に攻撃を受け、航行能力を奪われた不審船は巡視船に囲まれ鎮圧された。



迫力ある訓練は、ここで全て終了となった。



この先は、訓練に参加した船舶が
観閲船団の前を通過しながらお別れとなる。



ビックリしたのは、
この先のおまけだった・・・





日本全国から集まった船舶に乗る保安官は、ここで
色々と地元の宣伝をかねた
お別れパフォーマンスを披露してくれるのだ!

「くだか」のお別れは・・・

バルカン砲の下で、なんと太鼓を叩きながら地元を披露!
青い海に妙〜な太鼓の音色
が広がる・・・・(^_^;)



上空を飛行するヘリからは、
降下隊員がなにやら準備中?

なんと〜〜〜〜ヽ(`0´)ノ

観閲官(一番偉い人)が乗る船の前で、
2人同時に甲板に降下する実力パフォーマンス!

その後のヘリには・・・・・(^◇^;)はぁ〜〜?

・・・・・「メンタイコ」が、乗ってる?

確か・・・このヘリは
福岡から来たような・・・「メンタイコ君」のようです。



次のヘリには・・・・

あ!なんか・・・大きなのが乗ってる?

こちらに乗っているのは、
「海上保安庁」のマスコット「うみまる君」です。
そう言えば、我々が乗った「はやと」には
「う〜みん」と言う女の子も乗っていたな(^_^;)


その次の船は・・・・な・・何?

神戸から来た「はるなみ」・・・船体には
「神戸空港開港」の垂れ幕があるが・・・・
なぜか、
黄色いマスコットとメチャクチャ楽しそうに踊る保安官・・・・


よく見ると、その上に・・・飛んでる人も・・・・

海猿?
じゃなくって・・・「海鳥?」





次は、東京税関・・・・

コッチも・・・
デカイワンちゃんが乗ってる・・・・手を振ってる・・・

香川県から来た「あやなみ」は・・・

「讃岐うどん」の屋台のようになっていたのだった・・・( ̄∀ ̄;)

次の「きぬかぜ」は・・・

風が強くて、のぼりに書かれた文字が読み取れないけど・・・・なんだか凄いアピ〜ルをしている( ̄∀ ̄;)

その後ろでは、「ひりゅう」が放水をしながらお別れの挨拶を始めた。

ものすごい量の水を一気に撒き、アピ〜ルをしている。


こちらは、先ほどの放水で
「ブルーハワイ色」を撒いていた「はまぐも」
小さな船体から大きな放水をして、パワーをアピール!

そんな放水船団をバックに、次々に
面白パレ〜ド?は続く・・・・(^_^;)

福島からやってきた「てるかぜ」は白虎隊だろうか?
強風にもめげずに、
旗印をブンブン振り回しているが・・・・

あ!(◎_◎;)

振りすぎて・・・・切れちゃった(^_^;)


次にアメリカからの参加「RUSH」は、甲板で
船員が帽子を振っている。

いかにもアメリカらしい、フレンドリーなお別れの挨拶だが・・・

おや?船の先に何か付いてる・・・?

あ!レイ(ハワイの花の首飾り)だ!

まさに、「アメリカン・ジョ〜ク!」
お別れの
礼(レイ)をしているわけですね(^_^;)



そんでもって、秋田から来た「でわ」の場合・・・・

ナマハゲ (◎_◎;)

巡視船にのって、
東京湾までナマハゲがやってきてしまった(^_^;)

せっかくなので、お台場辺りでウロウロしている「悪い子?」を、こらしめてくれませんかね〜( ̄∀ ̄;)


そんでもって、

一番派手な船がやって・・・・キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

北海道は「根室」からやってきた「か・・り・・・ば・・・・」

船体には
「花咲カニ」「さんま」の根室水産資源の地元ピーアールがいっぱい・・・・

カニサンマの着ぐるみもいるが・・・・

気になるのは・・・



牛・・・みたいな・・・・


(・・;) 目が・・・点

牛が・・・パラパラやってる・・・・


恐るべし!・・・・根室!





何は、ともあれ・・・・・帰り道も遠いと思うので、気をつけて帰ってね(*^-^*)





最後は、かなり
おちゃらけた姿も見られたが、ある意味このメリハリというか、
団結感が、実際に海の上で命がけの任務に当たる人達には必要なのかもしれない。



海上保安庁

昨今、テレビや映画で取り上げられ注目を浴びるようになってきた海上保安庁だが、
まだまだ、我々一般の人達には、遠い存在かもしれない。


だが、遠い存在である理由の一つには、彼らが日本における危機をまさに
「水際で防いでくれる」から、なのかもしれない。


これからも、彼らの活躍と安全を願わずにいられない海の式典であった。


そう言えば・・・・なぜか知らないが・・・・

観閲式や総合訓練が
終わると同時に雲行きがあやしくなり、辺りに暗い影を広げはじめた・・・




多くの人を乗せた「観閲船団」は、
一路晴海埠頭へ向けて帰着の途に付くのだあった。




帰りがけに、羽田まで来ると・・・

上空はかなり
湿度があるらしく、着陸時の飛行機からはバイパーがしっかりと伸びていた。

港内へと帰ってくると・・・・

いつも見慣れたような風景を裏側から見るようになり、面白い景色が拝める。
「自由の女神」の後頭部ってこんな感じなんだ〜( ̄∀ ̄;)

船は定刻どおり、晴海埠頭へと帰ってきた。

夕日に照らされた晴海のフェリーターミナルが、入港を迎えてくれた。

されど、帰ってきたのは、まだ港である・・・・。

この先、多くの人は長い長〜〜〜〜いバスの列に並ぶことになるのだ・・・( ̄∀ ̄;)ゲゲ!

この行列も、ある意味名物らしい(^◇^;)ありゃりゃ・・・・



『島国日本』


敗戦から60年。長い月日をかけて日本は、豊かな国となったが、
その豊かさを守るべく時期が、来ているのかもしれない。


「平和がいい」

誰もが願うことだろう




海上保安庁の保安官たちは、そんな誰もが願う、願いの為に
水際のその先へと、使命を背負って日夜進んでいくのだろう。

「海の安全・安心」

日本を取り巻くのは「海」。その海が「安全・安心」であることが
どんなに素晴らしいことか、改めて考えてみるいい機会ではないだろうか・・・。






ちなみに・・・・・

観閲式や総合訓練は全て右側で行われる・・・・



よって・・・・


観客が右に寄ってしまい・・・・こんなに船が傾いているのであった( ̄∀ ̄;)

やっぱり・・・・あやしい船に見えるんですけど・・・・(^_^;)



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