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百科図鑑 大仏訪問記

【 大仏巡礼 】


「 六道地蔵 」訪問    神奈川県  箱根町

今更ではあるが
箱根の定番スポット「六道地蔵」に行ってみることにした


バス停の奥に見えるお堂が
六道地蔵

精進池のほとりにあり、無料駐車場も完備されている

そして、ここには・・・

箱根を舞台にした「地獄めぐり」が展示されている
「元箱根石仏・石塔群保存整備記念館」があるのだが・・・


あれ? なんかイメージ変わってる気がする ?(゜_。)?

以前は・・・もうちょっと

すすぼけた感じだったんだけど?


中に入ってみると・・・なんか、綺麗になってるぞ?

こんなおしゃれな感じではなく・・・

以前は、正面に・・・

こんな文字が書かれてたんだけど?

奥へ進むと・・・

箱根の温泉地獄の壁画

これは、昔のままのようだけど・・・

そうなると、この先には・・・


脱衣婆の姿が



ブラックライトに浮かび上がって・・・



あれれ?

お地蔵さんに変わってる (◎o◎)


以前は、こうだった・・・

箱根は地獄だった・・・はずだけど
いつの間にか
「浄土」になってるようだ・・・

その先も展示物が整理されて並んでる

雰囲気は近いけど、リフォームされちゃってるな〜

以前は、こんな雰囲気

もっと荒々しかった

壁にも・・・


「おどろおどろしい」絵があったんだけど・・・


パネル展示に変わっておりました

行ける時に
地獄には行っとくべきだな〜




さて、展示館はさっと流す感じで・・・

先へ進んでみよう

六道地蔵へは駐車場脇の道から進む

車道からは入れないので注意してね

歩道は車道から一段下がったところにある獣道

最初は舗装されているが、この先は自然のまま・・・


そして、六道地蔵へ向かう地下道が現れる

コンクリートのトンネルをそれらしくデフォルメ

これが意外と・・・

雰囲気抜群
(*^-^*)


階段を上がると正面に見えてくるお堂が六道地蔵

近くで見ると
けっこう〜デカイ


改めて、中を覗くと・・・

いらっしゃいました、かなり大きな磨崖仏


手にはしっかりと錫杖も握られている

像高 3,2m 800年ほど前に掘られた地蔵尊

お堂の入口からしか拝むことはできないが

十分大きさを味わえる大きな大きな地蔵尊だ

ナムナム (。-人-。) ナムナム


さて、この地蔵尊であるが・・・

かなり昔にも写真に収められている


こちらが、その画像

フリー素材として配られているが、1892年に露座状態の写真が残っている
http://free.gatag.net/2011/01/19/190000.html

さて、一度トンネルを戻って、先に進もう

この先に大仏はないが、石塔や石仏群がある

道は、ほとんど獣道

右手の道路を観光バスがビュンビュン飛ばしていくなか・・・

歩道を進んでいくと・・・

途中、頭がかけたような石塔が現れたり・・・

立派な石塔が現れたり

2〜3分歩くたびに、なにか出てくる面白い遊歩道になっている

ちなみに、道は一本道なので、迷うこともない

階段や石段があるのでスニーカー等の歩きやすい靴がいいだろう

そして、目の前に現れたのが・・・

奇抜な形の岩に掘られた磨崖仏群


劣化が著しい岩の表面に23体の菩薩像が掘られている

道路の反対側の岩に掘られた像を合わせて
「二十五菩薩」と呼ばれている

なんとも景色がいい場所にデ〜ンと構えているではないか

90〜25センチぐらいの大きさの像だが、岩が大きいので迫力がある

さて、この先はまたトンネル

ちょっと探検な雰囲気が楽しい


トンネルを出ると・・・

なんとも、雰囲気のある休憩所発見wwww

その先は、結構な獣道

この先はあまり人が歩いていないようだが・・・

その先には・・・
曽我兄弟、虎御前の墓と呼ばれている

五輪塔

それぞれにしっかりと説明書きがあるのが、箱根らしい

各所に地蔵信仰の痕跡が見られるのがこの石仏群の特徴だろう

しかし・・・五輪塔の目の前は

国道1号線(旧道)だったりするのも箱根らしい

帰りは国道1号線の歩道を進むと良い

先ほどの二十五菩薩の残りの磨崖仏を見ることができる

道路の反対側になるのだが・・・

しっかりと、刻まれているのが分かる

国道1号線越しの磨崖仏

ここでしか味わえない参拝形態だろうな〜


情報
駐車場  有り
拝観料  無料
その他  資料館も無料ですが、開館時間注意

20150603
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