トップページに戻る           大仏訪問記へ戻る

百科図鑑 大仏訪問記

【 大仏巡礼 】

番外・仏舎利編

「 名古山霊園 」訪問    兵庫県  姫路市

兵庫県の姫路市に以前から気になっていた霊園があった

霊園が気になるというのも、いかにも大仏ハンターらしいのだが・・・

「Google earth」で見ると、その規模がお分かりいただけると思う

その「霊園」とは・・・

「 名古山霊園 」

取り敢えず、山一つが霊園となっている

姫路駅前の観光案内所でレンタ・サイクルを借りて
ひたすら険しい坂道を登る羽目になってしまったが・・・


苦労して登ったかいがあった〜ぞ〜〜
ヽ(`0´)ノ



そんでもって・・・

ほぼ山頂に当たるお目当ての・・・

巨大な「仏舎利」に到着

と言うか・・・なんだこの前庭?

ヨーロッパの宮殿?

とにかく、すごいことになってます


でも、噴水の一番奥に行くと・・・

ゾウさん?


ゾウの鼻から・・・水が?

やはり・・・アジアン!


って、いうか・・・

スゲ〜なこりゃ

ここの仏舎利塔は、中に入ることができる(有料)

入口の受付で
200円の拝観料を払って、早速中へ入ってみると・・・

金ピカに光り輝く空間が見えてきた・・・

ほんとに・・・スッゲ〜〜!

なんて豪華絢爛な内装

さてさて、どこから見ようか?と思っていると館内に音声ガイダンスが流れ始めた

中心には十二神に守られた巨大な御厨子

正面常備には、三尊像がある

雲中観音と釈迦三尊に十大弟子

なんちゅう〜豪華な・・・

よく見れば、欄間部分に描かれた絵は全て
「タイル画」

釈迦一代記全十景

そんでもって、壁には
「仏教・オールスター」

もう、こうなると・・・ありがたすぎて、ありがたすぎて
ナムナム (。-人-。) ナムナム

まさか、仏舎利の中がこんな豪華だちは思わなかったwww

まさに
「これインドア絶景」

仏舎利塔には階段で登ることもできる

この景色、日本離れしてるな

まるで、インドの
タージマハールみたいだ

でも、よく見ると・・・

遠くに見えるのは・・・姫路城

ここは、間違いなく
「日本」なのだ

周辺には小さな仏舎利もあって、納骨堂になっているようだ。

小さいといっても、家ぐらいの大きさがあるけどね

でっかい仏舎利塔の真裏の仏舎利塔には石仏が鎮座する

これは「石仏塔」と呼ばれる塔

中に入ると・・・

なんか・・・こっちもスッゲ〜〜!

古代インドのレリーフがいっぱい!

手前の金網がなんとかならないかと思うが・・・すごいよ、ここも。

ちなみに、正面に座っていた石仏の印だが・・・

これは、どうなってるんだ?


次に道を挟んだとなりの建物は・・・

陸軍墓地
明治元年の戊辰の役以来の戦没殉難の英霊11万1千余柱が祀られている

スケールというか、デザインというか・・・何しろすごい

さて、仏舎利塔の向かい側のエリアにも行ってみよう

なんか・・・また、不思議な噴水が出てきましたよ?

地球に水かけてる噴水

なんとなく、わかるような・・・

さっぱり、わからないような・・・

とにかく、このデザインには驚かされた

そして、噴水の奥にある不思議な山

「ビックサンダーマウンテン」みたいな山は「弥勒山」

人工的な山というより

アドベンチャーな建物

途中には、冒険心をくすぐる脇道があるのだが・・・

残念ながら、立入禁止

管理が難しいらしく、ここ数年使われた雰囲気はない

いってみたかったな〜

山頂には防空壕のような洞窟が・・・

中にどなたかの像があるようだ・・・

そこに居たのは・・・修業中のお釈迦様

ガリガリに痩せた修行釈迦像



お釈迦様・・・


スッゲ〜ところで、修行されてますね

それにしても、なんちゅう雰囲気のいい場所なんだ・・・。

ちなみに、弥勒山の周りを回ってみると・・・

うっひゃ〜〜!やっぱり脇道行ってみて〜!

次に展望台へ行ってみよう

取り敢えず、上がったり下がったり忙しい場所だが、非常にいい意味で面白い場所だ

高低差を利用した水の表現も、うまいよね

いたるところに「滝」があるんだよね

展望台からは、姫路市内が一望できた

もちろん、姫路城み見えるが・・・こっち(名古山)のほうが、楽しいぞ?

展望台から振り向くと、陸軍墓地が・・・

日本離れした景色を作っていた

でも、その脇に見える「仏舎利塔」は・・・

奥にある電波塔と重なって
「日本離れした日本らしい景色」
になっていた


とにかく、広大な敷地の中に、日本離れした建物と景色

場所が場所だけに、浮かれ気分ではしゃぐ所ではないが・・・

楽しませる作りがあちこちに見え隠れした

「あの世とこの世がコラボしたハイブリット霊園」だった

情報
駐車場  有り
拝観料  200円(2015年4月 現在)
その他  公式HPから、仏舎利塔の内部で流れた「ガイダンス」が聞けるサービス有り
      
http://www.nagoyama.jp/index.html

2015.04.09
トップページに戻る        大仏訪問記へ戻る

inserted by FC2 system