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百科図鑑 大仏訪問記

【 大仏巡礼 】


「 遠州地方第一の大仏さま 」訪問    静岡県


静岡県にある「龍譚寺(りょうたんじ)」と言う見事な
「庭園」で有名なお寺が有る


その龍譚寺に大仏さんもいらっしゃると言うので
さっそく訪問してみることにした

龍譚寺は、入口からいい雰囲気が漂っている

庭先でコレ↓だぜ(・∀・)b

雰囲気バリバリではないか
o(^o^)o


さて、本堂へ進もう

ここは、拝観社も多く「拝観料」が必要となる


いざ、堂内へ

掃除が行き届いて、床はピッカピカに光っている


ちなみに、この建物の床は
「鶯張り」になっており
歩くと
「キュッキュ キュッキュ」と、軋むような音がする

階段を2段ほど上がった先が本堂のようだ

まずは、本堂へご挨拶と・・・


先へ進むと・・・


いきなり登場〜 ヽ(`0´)ノ

これは、不意をつかれた!


本堂手前の一角が仏間になっていたwww

第一印象は
「大きい!思っていたより大きい大仏」だった。


木彫寄木造りの釈迦如来坐像
身丈 2.80m(総丈台座共3.55m)ある立派な像

建立は1729年(享保14年)今から300年弱前

大きさ以上に
迫力ある大仏さんだ


何はともあれ・・・(。-人-。)ナムナム



解説を読んでみると・・・

「丈六の釈迦牟尼佛」と記載され

「遠州地方第一の大仏さま」とある

丈六仏と呼ばれる大仏の基本サイズ

「廃仏毀釈」により大仏殿が壊され
子供たちにいたずらされたらしい


確かに、体には
キズ文字のような落書きが有る

よく見ると
「丈」「六」と言った文字が見えるなぁ〜( ̄o ̄;)ボソッ


顔までよじ登って書いた不届き者もいるようだが・・・

そんな歴史を伝える立派な大仏様




それにしても、静岡県は年に数回訪れ
そのたびに大仏を訪問していたので
さすがに、もう無いと思っていたが・・・


まだまだこんな立派なインドア大仏が
隠れていたとは・・・・



大仏は奥が深いな〜〜(^_^;)


本尊は秘仏になっている

こちらでも、もちろんお参り

ナムナム (。-人-。) ナムナム


振り向けば・・・

なんて、心地よい景色なんだ
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。 びゅ〜てぃふる〜


そして、ここでちょっと本堂の天井にある
「梁(ハリ)」が面白い構造になっていた

なんと、天井から吊られている

吊り天井と言うのは有るが
吊り梁はあまり見たことが無いな〜( ̄o ̄;)ボソッ


奥座敷には、等身大よりちょっと小さい観音様がいらした

少々痛みも有るが、十一面観音のようだ

その名も「ほほえみ観音菩薩」

口元がかすかに微笑んでいる観音様

確かに、そんな感じもするが・・・

仏像の解説に「モナリザ」が出てるのは、初めてだった(^_^;)


それにしても、こんなに良い景色に囲まれたお寺に私が来るのも珍しい

さて、奥へと進んでみましょう

建物の角には彫刻が有った

左の「龍」の文字の下を良く見ると

【 甚五郎 作 】 と、書かれている


エッ (◎o◎) 甚五郎って・・・
【左 甚五郎】


事前に、大仏以外の下調べが非常に薄い訪問なので
その都度、びっくりさせられることが多いい・・・(^_^;)得した気分


その先、いくつかの建物を拝観下のち

本堂の裏手の庭園へと進む

裏の庭園が見えてきた・・・

この庭を愛でる目的の人がほとんどのようだが・・・

こりゃ〜素晴らしい

池泉鑑賞式庭園

「小堀遠州作・龍潭寺庭園」と言う名前も付いている立派な庭園

多くの石を使った奥行きのある庭園で
ここでは音声での解説も行われている


座敷と縁側に腰かけて、のんびりと眺めていると悠彼方を眺めているようだ


あまりにも気持ちが良くて、横になりたいぐらいだが・・・

ここで、横にはならないようにね
(すでに先人がいた様子だ)

大仏訪問では、目的の大仏以外にも多くのお楽しみがあふれている

こんな、景色もたまに眺めた方がイイネ!

遠州地方第一の大仏様

第一が何に対して何のかは、よく解らない所だが・・・

お寺がそう言うのだから「第一の大仏様」なのだろう


色々な「癒し」が体験できるインドア大仏様だった。

情報
駐車場  有り
拝観料  拝観時間・拝観料有り(下記のHP参照)
その他  
オフィシャル・ホームページ http://www.ryotanji.com/

2013.11.01
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