雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 長崎の巨大像 」訪問 千葉県 銚子市
珍寺レジェンドの小嶋独観さんのサイト【珍寺大道場】
http://www41.tok2.com/home/kanihei5/index.html
こちらのサイトで見覚えのある像が紹介されていた
思い起こせば、20数年前・・・測量で銚子に訪れた時
草むらの向こうに変な像が立ってるシーンを目撃した
ただ、その時は「大仏ハンター」でもなく、仏像の「ぶ」の字にも
興味が無かった若き頃で、すっかり忘れていたのだが・・・
改めて、その場所に行ってみると・・・
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
コレコレコレ (･∀･)b
この角度から見ても解る、スゴイ像
さっそくお邪魔すると・・・
宗教施設の研修道場のようだ
勝手に参拝するのも失礼なので、建物に御挨拶
インターホン何度も押して、大きな声で「ごめんくださ〜〜〜い」と声をかけるも
誰もいない？
＿|￣|○ ｶﾞｯｸ
敷地内ではあるが、建物前の境内に建つ像だけ拝見させていただくことにした
と、言うことで・・・こちらの像なのだが・・・
スゴイ (◎o◎)
今まで見た像の中でも、群を抜いてスマートな像だ
まず右手の籠を持った観音らしき像
細い・・・コンクリート像では、NO,1のスタイルだな(￣o￣;)ボソッ
装備品からも解ると思うが・・・
「 魚籃観世音 」
かなり個性豊かな像だが、お顔も基本に忠実
これだけ、バッチリ口紅塗ってる像も珍しいけど
(￣o￣；)ボソッ
そして問題は、お隣の青いお方・・・
龍に乗ったこちらの方・・・一体誰なんだろう？
台座の名前を見ると
【 元法大権現 】
名前を読んでも、解らないっす・・・(T∇T)
とにかく、大迫力の大きな像だ
牙が錆びて、そこから流れた錆色が
猛獣みたいで荒々しさをより強く出している
と言うか・・・衣服が猛獣
トラの毛皮をまとっている感じ
そして、足元は「龍」
コンクリート龍だが、これまた見事な作品
波やしぶきをコンクリート造形の限界まで使って表現している
コンクリ仏としては、千葉では1番スゴイと思うよ
背中側の腰巻の柄も見事！
こんなに手の混んだ像なのに・・・昔はスルーしてたんだな・・・
興味のない時って、そんなもんだよね
像の後ろに回ってみると、建立者の名前や建立時期が書かれていた
昭和42年12月ってことは、今から40年以上前からここにあったんだ・・・
その後、色々と調べたところ、銚子のガイドブック的書籍
『とっておき、銚子散歩 改訂版』稲葉豊和編著によると
http://www63.tok2.com/home2/akoffice/choshisanpo.html
こちらの像は『長崎の巨大像』と呼ばれているようだ
さて、敷地内には他にも像が有る
こちらは真っ白な９頭身地蔵
スマートな像が多いなぁ〜
そして、魚の像
以前の写真では尾が折れていたが、修復され色も塗り替えられている
それにしても、まさか20年以上前に目にした像に改めて行くとは思わなかった
人間の興味なんてものは、ホントいい加減
こんなスゴイ像を目にしていたのに
すっかり忘れていたんだから・・・(^_^;)