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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。


「 チベット大仏 」訪問    長野県  長野市


長野を代表する寺院「善光寺」
その善光寺大門のちょっと西側に
「西方寺」と言う寺がある



なんでも、ここに
「チベット大仏」と言う
絶対に会ってみたい像がいらっしゃると聞き


速攻で長野に向かった



西方寺は、善光寺参道と国道406号線の交差点近くにあった

本堂も立派で、まずはお参り

と、ここで・・・本堂に行くと・・・

賽銭箱が畳の中に・・・

埋まってるぞ〜〜(>w< )


写真だと解り辛いかもしれないが
けっこう大きな穴が格子でふさがれている感じで
テンションあがっちゃった
~(=^‥^A アセアセ・・・


とにもかくにも・・・(。-人-。) ナムナム



さて、チベット大仏はと言うと・・・

こちらの真新しいお堂
「立体曼荼羅二尊極楽堂」の中にいらっしゃるようだ


「立体曼荼羅二尊極楽堂」


なんて、ワクワクする名前ざんしょ (・∀・)b



入口に像と建物の説明と・・・

見学者への案内があり、
像を拝観したい時は「寺務所」へ声をかけるようだ


そんなわけで、さっそく声をかけてお堂を開けていただくことに・・・

と言うか・・・すでに、ガラス戸越しに・・・


見えてきたぞ〜♪


そして、扉が開くと・・・


【 チベット大仏 】 

それも、ピッカピカ
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。


正式名称は

「説法印阿弥陀仏」




釈迦牟尼(お釈迦様)が説法をしている姿

そして、なにより顔つきが「アジアン」


日本では、ほとんど見ることない色彩

これは、スゴイよ!


大きさだって、十分大仏サイズ

台座も多少高めだが、その
デコレーションが日本離れしている


建立は平成22年とかなり新しく、できたてホヤホヤの大仏様だ


そして、何より珍しいのが手の形
「説法印」

両手を胸の高さまで上げて、親指と人指を合わせて輪を絡ませる形


手振りで相手に説明しているしぐさを模したもので
このタイプの印を持つ大仏を見たのは、初めてだ


なんだか、あっけに取られていたが・・・

よく見ると、周りの装飾もゴージャス


チベット大仏の頭の上もそうだが、細かな天井画が描かれている

作風もチベット風で雰囲気はアジアン
(長野だけどね)


そして、大仏を囲むように描かれた菩薩

菩薩画も全てチベット風アジアンな雰囲気で統一されている


周辺の菩薩は
「八菩薩」

観音菩薩(慈悲)・勢至菩薩(威徳)・弥勒菩薩(当来)・文殊菩薩(智慧)
普賢菩薩(善徳)・除蓋障菩薩(除障)・地蔵菩薩(地安)・虚空蔵菩薩(福徳)

これだけのアジアン仏画を一堂に見られるのもココだけかもしれない


この雰囲気が「立体曼荼羅」なのだろう

建物内には
「にぎやかな曼荼羅」も掲げられている


堂内のインパクトに、目を奪われていたが
よく見回せば建設時の写真や
完成式典の写真も展示されている


と、ここで
開眼供養の写真を見ると・・・


?エ (◎o◎) エ?

この人・・・もしかして・・・・

【 ダライ・ラマ14世 】


マジっすか〜 ヽ(`0´)ノ





なんと、開眼供養に
「チベット仏教の最高峰」がやってきてたんだ( ̄o ̄;)スッゲ〜

写真には「体内仏」を安置するシーンも納められている


長野駅前に
「ダライラマ法王が来ていたとは・・・


長野恐るべしwww




大仏さんは、裏側にも回れるのだが・・・

光背の中心に
があいている・・・


あの
こそ・・・

ダライラマが体内仏を安置している写真に写ってる穴!



恐れ多くも・・・恐れを知らず・・・覗いてみると・・・

大仏の背中にしっかりと何かを埋めた跡があった


なんか・・・感動〜
(。-人-。)ナムナム



穴を塞ぐと言うか、埋めた感じに見えるが、このチベット大仏は
「塑像(そぞう)」と呼ばれる粘土で作られた像で、奈良時代などに
流行った技法で作られた大仏。現在では非常に珍しい工法でもある


長野と言えば「善光寺」と言う人も多いと思うが・・・

是非、善光寺に訪れた際は
「チベット大仏」にも、あっていかないと

もったいないですよ〜ヽ(`0´)ノ

情報
駐車場  有り
拝観料  無し
その他  西方寺・オフィシャルHP http://www.saihouji-nagano.com/index.html

2012.10.31
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