トップページに戻る           大仏訪問記へ戻る

雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 万治の石仏 」訪問    長野県  下諏訪町

【 万治の石仏 】



仏像ファンならずとも、耳にしたことがあるかもしれない
ワンダーな石仏


名は知らぬとも、写真を見ると
「あ〜あれか!」と、思う人も居るかもしれない



長野県の諏訪にある
「不思議な石仏」として、テレビなどにも取り上げられ
神秘的であり摩訶不思議ユニークな姿
で、有名になったあの石仏

【 万治の石仏 】

「自然の岩」「首(頭)」がのせられた石仏



有名なのだが、実は今まで訪問していなかったので
今回、神秘「万治の石仏」を訪問してみることにした



万治の石仏があるのは、
諏訪大社・春宮のすぐ近く

まずは、春宮にお参りをすることにしよう
(春宮とセットでお参りするのがお薦め)


春宮の入口にはしっかりと「万治の石仏」の案内もある

思ってたより、かなりメジャーになってる?


春宮の境内には
「御柱(おんばしら)」もしっかり立っている

「御柱祭」は数えで7年に1回開催される盛大なお祭りで
「木落し」と呼ばれる豪快な斜面下りでは、氏子が亡くなる時もあるほど

(興味がある人はYouTubeで検索してもらえばいっぱい出てくるよ)

まずは、ここでお参り


カシコミ (。-人-。) カシコミ




さて、我々の最終目的地は「万治の石仏」


境内から万治の石仏までは、解りやすい
「のぼり」が並ぶ

なんか、めちゃくちゃ宣伝してない?

この先に、川を渡る
赤い橋があるのだが
塗装工事中だったのでちょっと大周りして・・・


川を渡った所が、入口のようだ

しっかりと、案内板がある
(これでもか!って位、案内があるから間違えないよ)

「万治の石仏」

最近になって、新たに作られえたっぽい案内板が多いな〜

石仏まで川筋の遊歩道を歩くこと2分

なんか・・・
にぎやかな場所が見えてきた


拝観料は無料だが・・・

ちょっとした
仲見世(お土産物屋)があるようだ

こんなに、栄えてるとは思わなかった・・・休日とかだと参拝者多いんかな?


でも・・・その前に・・・


壁の掲示物が気になる?

色々書かれているのだが・・・


これは、読んでみないといけません
( ̄^ ̄) キッパリ


この辺は、一応「解説」だと思うけど・・・

「歴史中」とか「もまれ」とか・・・これ自体が「芸術チック」


次に書かれていたのは・・・

「奈良の秘仏より万治の石仏を見ていると心が豊かになる」
by 岡本太郎


とんでもないことが、書かれてるが・・・
これを言ったのは「岡本太郎」だったんだ


そんで、太郎さんの写真も・・・

諏訪には
「縄文の文化が生きているからいいのだ」

それって、マジっすか

Σ(゚口゚; ある意味スゴイ言葉だ!


でも・・・


岡本太郎の言葉よりも



気になるとんでもない物が・・・




「のぼり」に書かれている

この違和感のある「のぼり」


一番上には・・・

プラモデル&フィギュア


ゆるキャラ

【 万念君 】


萌えキャラ

【 阿弥陀 万里 】
(   アミダ   マリ   )


マジッすか〜〜〜 ヽ(`0´)ノ




ちょっと前から、観光協会が万治の石仏を
押しているらしいと聞いてはいたが・・・



【KABU SHIMOSUWA】と言う団体を立ち上げ
町をあげて「万治の石仏」押せ押せムードのようだ?


これがHP↓
http://kabu-shimosuwa.jp/?p=1183


と・・・まぁ〜そんな感じで・・・・




予想外のゆる〜い雰囲気が


冷めやらぬまま・・・






目の前には・・・

見えてきた・・・


万治の石仏

やっと・・・あえた


大きさ的には、こんな感じ

約2mほどの高さ大きな岩の上に首が乗っている


自然石の上に石を乗せただけではない

正面に
体が刻まれている


解りやすくすると、こんな感じ

本当は仏像の形にしたかったけど、大変だから正面だけでいいか?


と、言った感じで仕上げちゃったのかな〜?とも思える雰囲気だ


万治の石仏にはお参りの仕方がある

丁寧に、書かれているのでその場でやってみよう

↓ 万治の石仏を一周廻った動画 30秒弱 ↓
(イメージBGMがあるからボリューム注意)



それにしても・・・写真で見ると

すご〜く静かな里山にひっそりと鎮座している
感じだが・・・



良く見ると

実は・・・

万治の石仏の後ろは
住宅地

もうちょっと
緑が濃いといいのだが、洗濯物が見えちゃってます

まあ〜最近の住宅事情を考えると、何処も同じかな

(^_^;)タハハ・・・



【万治の石仏】

万治3年(1660年)と、年号が刻まれていることからも
相当昔から、この地に鎮座していることには変わるまい


諏訪のユニークで不思議な石仏は

今日も、諏訪の街を見守っている



ちなみに・・・

万治の石仏建立350周年を記念して
2010年には、イメージソング【万治の風】も発売されました


情報
駐車場  春宮の前に無料P有
拝観料  無料
その他  

2012.10.01
トップページに戻る        大仏訪問記へ戻る

inserted by FC2 system