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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 大長寺 大長寺大仏 」訪問    埼玉県  行田市




埼玉県行田市


熊谷より、ちょっと東京よりの通勤最前線都市


その行田市の国道125号線沿いに

「わらべ人形通り」
と、呼ばれる素敵な道があると聞いて行ってみることにした



行田市駅を中心に東西に伸びる
『わらべ人形通り』

銅製の1mほどの童人形が39体並ぶ


非常に心地よい通りだ

製作者は
「赤川政由」
川口駅前商店街の
「ドンキホーテの時計台」を作った人物





たまには、こんな
『かわいらしい人形訪問』もいいな〜〜(*^-^*)








な〜〜〜んて、思っていたら・・・・






ド〜〜〜〜ン ヽ(`0´)ノ


な・・・なんで?
(◎o◎)


全く、予期しない所で、大仏の登場!




行田に大仏
があるなんて、知らんかった( ̄o ̄;)



と、言うことで・・・・・・



ここからは、急遽・・・雰囲気を戻して・・・いつもの大仏訪問記


【 行田院 大長寺 】

全く下調べもなしで行ったので、情報は現地調査に頼るしかない


そんな時は、唯一つ・・・・

参拝させていただくに限るのだ

すでに、大仏さんは丸見えだが・・・

順路に沿って本堂へ


まず現れたのは、六地蔵

年期が入った年代物だが、非常に良い状態


六地蔵の詳細な解説もある

「56億7千万年後」のことも書かれてる(*^-^*)

地蔵堂は、欄間(ランマ)の化粧格子も見事

トラを手なづける僧侶の彫り物とは・・・リアル一休さん?


次の現れたお地蔵さんは・・・

な・・・なんだ こりゃ?


え・・・? 塩地蔵・・・?

塩を手向ける参拝方法の
「塩盛り地蔵尊」

元々は、違う場所にあったみたいだけど、道路拡張でここに移動

昨今の住宅事情には困ったもんですね


で、お次は・・・・

閻魔堂


まっ赤な顔
した、閻魔様の登場

相変わらずの迫力だが・・・


その隣に居らっしゃるのが・・・

奪衣婆(だつえば)

奪衣婆とは、死者の衣服を剥ぎ取り重さを量る仕事をしてる御方


どちらにしても、奪衣婆がいるということは
この場所が
『この世とあの世の結界』



そんなことからも、奪衣婆は村の入口や街道筋などの
境界部分に奉納される場合もあるのだが・・・



とりあえず、この世の結界をこえて

あの世へやってきた一行?は、まず本堂へ参拝


本堂は、RC造の大きな建物だった。

まずは、毎度毎度のお騒がせします&お邪魔しますのご挨拶

(。-人-。) ナムナム

ついでに、商売繁盛を強く願っちゃたりして・・・



本堂2階のテラスからは、大仏の目線で対面できる

立派
やな〜 ( ̄o ̄;)。


さて、大仏様のご参拝と行きましょう。

大仏様までは、綺麗な参道が整備されている


脇のビルが気にはなるが・・・



庭も手入れが行き届いており、ちょっと座って一服したい気分だ


庭園を眺めながら行くと、
ゴリラも楽しそうに座っている

ゴ・・・ゴリラ・・・( ̄o ̄;) ボソッ



な・な・な・・・なんで、ここまで着て・・・



ゴリラがおんねん・・・(T▽T)



次は・・・

ペンギン
・・・?(゜_。)?



お次は、ネコ・・・

キテーちゃん ( ̄∀ ̄;) 冷汗



お次は、猫型の・・・

ドラ○もん・・・この笑顔は( ̄∀ ̄;) 激汗



次は、捕まった宇宙人

ドラ●も〜〜ん・・・ (T∇T;)鬼汗




そんなわけで・・・

『ごくらくじぞう』


しかし、このギャップが・・・・( ̄ロ ̄)




お隣は・・・

「しあわせじぞう」

大仏様を守る二体の地蔵尊それぞれに素敵な名前が付けられていた


そして、真ん中にいらっしゃるお方こそ

大仏さん

身丈3・6m、総高7・4m、重量6・7トン 小柄であるが立派な大仏さんだ。


平成8年に建立された新しい像だが、実は2代目
初代は江戸時代忍藩主阿部家より寄贈された大仏があったが
戦争のため、鐘楼と共に回収され溶かされてしまった



戦争が無ければどれだけ貴重な大仏が日本に残ったのか



「古代蓮タウン.COM」という、行田熊谷情報サイトには
貴重な戦前の大仏の写真が掲載されています
http://www.kodaihasu.com/dicover/daityouji.htm


さて、現代の大仏様は・・・

よく見ると
(らほつ)」の形状が特徴的


肉髻(にくけい)の上と下で大きさが違っている


そんで持って、手の印は・・・上品上生
(じょうぽんじょうしょう)

しっかりと、指の間の水かきも有るぜ!


資料が少ないので、こう言った縁起は全て読んで

やはり、戦争のことが書いてあるね


こちらの大仏さんは、後ろにも回れた

阿弥陀仏特有の
Tシャツ系スタイルも健在だ


あまり勝手なこと言ってると、大仏さんに怒られそうだけど(^_^;)

よく見ると、大仏の膝元に小さなお地蔵さん?


なんか・・・妙に・・・リアル・・・

ちょっと
ゾクゾクするような、やわらかい作風のお地蔵さんがいらっしゃいました


日も傾いてきたし、そろそろお暇しようかと振り向くと・・・

もう一体 お地蔵さんか現れた・・・(*^-^*)


ごくらく地蔵さんの影が六地蔵堂に映ってるwww

こう言った、
『幻地蔵』を見つけると、無性にうれしくなるのは・・・


私だけ σ(^-^;)?




「わらべ人形通り」に突如現れた大仏さん


わらべが・・・

『コマ回すから、見ててね!』


と、言ってる様な姿が印象的な、大仏訪問だった

情報
駐車場  有り
拝観料  無し
その他  

2012.06.20(リニューアル)
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