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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 総持寺 大観音 」訪問 神奈川県 鶴見区
カメラ仲間の「そよ風ふく」さんから「鶴見のお寺に大きな観音像が有るよ」と
大仏情報を頂き、さっそく訪問してみることにした。
場所は「総持寺(ソウジジ)」
曹洞宗の大本山だ
大本山だけあって、駐車場も驚くべき広さ!
恐れ入りましたm(_ _)m
と、その駐車場の奥を見ると・・・
いきなり発見!
近くに行ってみると・・・
鶴見事故の慰霊碑だった
鶴見事故とは、多数の死者を出した鉄道事故だが
詳しく知りたい方は「鶴見事故」で検索してみて下さい
そんな、慰霊大観音
台座を含めて5mほどか?
聞いた話だと、総持寺の大観音は「銀色に輝いている」とのこと
銅特有の緑青(ロクショウ・銅が酸化したことで生じる色)が歴史を感じる色だ
こちらの像ではなさそうだが、もちろんお参り
(。-人-。) ナムナム
台座のパネルをみると・・・
あ!「日産自動車」が建立してたんだ!
これには、驚いた
さて、総持寺境内へ大観音を探しに行こう!
駐車場から境内へと足を進め
大きな案内図が有る場所に来た
鳥瞰図で細かく書かれているのだが
最近建立された物なので
地図には反映してないかな?
そうとなれば、境内を拝観しながら廻ることにしよう
いきなり出てきたのは、巨大な門「三門」
あまりの大きさにびっくりしたよ
三門をくぐり、右に直角に曲がると次の門
「金鶏門」が現れる、本堂はこの奥にあるのだが
右手の「三松閣」も立派な建物
この奥には「大黒様(日本一)」が有った
撮影はできなかったが、非常に大きな大黒様だ
(大きさだけで有れば、最近はもっと大きな像も各地に建立されている)
御手洗いを拝借すると・・・
いらっしゃいました!「うすさま明王」
最近、うすさま像を見かけるようになって嬉しいな〜(*^-^*)
さて、本堂までやってきた
訪れた時が、桜の時期でラッキ〜!
大きな本堂「大祖堂」
堂内に、千畳敷きもある大きな堂
見上げた「名板」も立派
何はともあれ・・・お参り
ナムナム (。-人-。) ナムナム
さて・・・
そろそろ、大観音を見つけなければと・・・
ふと、左手を見ると
いらっしゃいました〜!
銀色の大観音
まだ新しい大観音だ
足元の人間と比べても大きさが解ると思う
台座は石材で、その上に金属の大観音が乗っている
仕上げも荒々しい感じで、すごくいい
何となく、この作風から連想するある製造元が思い当たる
台座に貼られた「碑文」を見ると
思った通り
富山の鋳造メーカー
黒谷美術さんだった
最近の鋳造仏は、黒谷美術さんが非常に多い
それだけ、優れた作品を作っているのだろう
ただ・・・
こちらの、大観音・・・
どこかで、お会いしたような
?(゜_。)?
手の形、仕上げの荒々しさ・・・
たしか・・・
色は違うけど
東京の谷中にある
↑ この金の大観音に瓜二つ! ↑
良く見ると・・・
台座に刻まれた文字まで、同じモノが同じ位置に彫られている
同じ型から作られた鋳物大観音
ただ、金と銀と言う色違いで
ここまで、イメージが違うとは思わなかった
本堂もお参りしたし、大観音も拝観したので
ボチボチ帰ろうかと辺りを見回すと・・・
裕ちゃんの墓・・・?
もしかして、裕ちゃんって・・・・
「石原裕次郎」
我々の年代だと、刑事ドラマのボス的なイメージだが
日本を代表する映画スター!都知事の弟さんだ
総持寺にお墓が有るのは知らなかった
「西部警察」で育った私にとって、これはお参りしなくては!
さっそく、境内に隣接する墓地を進むと・・・
ここには、非常に立派な墓地がたくさんある
氷の家「イグルー」を連想させる「ドーム型」
こちらは、なんと言ったらいいのか解らないが、非常に大きな円盤型だ
立派な台座に観音像が座っているタイプ
インドのストーパ(仏舎利)風に作られた物
何しろ、立派な墓地の数々で、圧倒されながら・・・
石原裕次郎の墓となれば
どれだけ立派なんだろう?
そんな、勝手な妄想を膨らませながら進むと・・・
こじんまりした、広い区画の墓が・・・
こちらが、裕次郎さんのお墓だった
逆に普通っぽい所が、ものすごく親近感が湧き
今でもファンの方が日々お参りに来ているらしい
神奈川県の総本山「総持寺」
有名人のお墓から、立派な御堂まで色々あるが・・・
やはり、大仏ハンターは、大観音なのだ
(*^-^*)
情報 駐車場 有り 拝観料 無し その他 オフィシャル HP http://sojiji.jp/index.html |