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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 大光院(呑龍さま) 」訪問    群馬県  太田市


群馬に住む友人から
「太田にも、それほど大きくないけど大仏があるよ」と情報をもらった
(たかこさん、サンキュ〜です)


ただし「太田」と言う地名だけで、あとはな〜んも聞かないうちに
太田に向かってしまった ~(=^‥^A アセアセ・・・


太田と言えば「呑龍さま」が有名で、一度訪れてみたかったのも有り
とりあえず
「呑龍さま」こと「大光院」に向かってみた



呑龍(ドンリュウ)と聞くと、
ミリタリーファンなら言わずと知れた「百式重爆撃機」の愛称で
群馬県の太田に工場があった中島飛行機が製造した機体で、この寺の愛称(呑龍)を
つけたものだと言うことだった

百式重爆撃機《呑龍》の画像
(リンク先は、ウィキペディア)


さて、飛行機では無く、
本家「呑龍」様とは、大光院・初代住職で
貧民の子供を養育し、民衆に慕われた人物らしく今でも
「子育て呑龍」と呼ばれ
子供を連れたお参りが盛んと言うことだった。

〈呑龍上人のことを、もっとくわしく知りたい人は検索してみてくれ〉



そんな訳で、太田の大光院へ到着すると・・・


マジ、ドンピシャリ! (・ω・ノ)ノ ビックリ

大仏があるお寺に一発で到着してしまった


この日も七五三や出産のお参りに多くの家族連れが訪れていた


とりあえず、左側にチラチラ見える大仏様はお預けで、呑龍様へ

時期もちょうど良く、
枝垂れ桜が見事だった

と、言うことで・・・まずは、本堂でお参り

(。-人-。) ナムナム

さて、大仏さんはと言うと・・・

正面から
専用のエントランスがあるようなので、そっちに行ってみよう


エントランス先端は
手水舎(チョウズヤ)になっていた

立派な水盤(水槽)だが・・・


良く見ると、支えているのは・・・

パワフル チルドレン!
さすが、呑龍様に助けられた子供たちの恩返しか?


大陸系の羅漢にありがちなスタイルだが、かなり力入ってます (`・ω・´)ノ"


そして、大仏はと言うと・・・

なんと、手前に観音像が!



手前の観音像は
「水掛け観音」のようだ

非常に細かなディテールの石像


そして、奥に鎮座するのが・・・


「阿弥陀如来」


このフォーメーションは初めて見た!



思わず
「志村!後ろ後ろ〜」と、懐かしい子供時代を思い出した雰囲気


何はともあれ、まずはお水をかけて・・・

健康になりますように、本が売れますように、本業が成功しますように
ナムナムナムナム (。-人-。) ナムナムナムナム


そして、後方にいらっしゃいます

大仏様〜♪

(。-人-。) おじゃま〜す


サイズで言うと、像は1,5mほどで、台座を入れても3mほどだ

大仏と言うより
「大きな仏像」だが、立派な台座と前方に伸びる
エントランス・フォーメーションによって、かなり立派に感じる


後ろにも普通に廻れる

背中には、何か文字が刻まれている

見ると、作者のようだ

「水野朗」作

水野朗と言えば、明治から大正にかけて活躍した有名な
人物レリーフ作家だが、大仏も作ってたのか・・・


さて、境内に目を向けると、
綺麗なしだれ桜

この寺には
「群馬七福神」もあると言うので、廻ってみることにした


この渡り廊下の向こうらしい

大きな弁天様でもいればと思い進むと


可愛らしいお堂だけがポツンとある感じだった

たはは・・・普通はこうだよね

どうしても、デカイ像を期待してしまう


帰りがけに、渡り廊下をもう一度くぐりながら脇を見ると・・・

いたずらっ子は、呑龍さまに叱ってもらおう!


大きさと言う意味では
「大仏では無い」像だが

斬新なポジションに構える立派な像だった


情報
駐車場  有り(境内に多数)
拝観料  無し
その他  お子さんが多いので、駐車場など運転は十分気をつけて

2011.09.03
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