トップページに戻る           大仏訪問記へ戻る

雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 聖徳太子像 」訪問    岐阜県  大野町


【ワンダーJAPAN 13】にて、小嶋独観師匠が
不思議な聖徳太子像を紹介していた



コレは是非足を運んでみようと色々と探した結果
大体の場所がつかめたので行ってみることにした



小嶋独観さんのホームページ「珍寺大道場」でも紹介されている
http://www41.tok2.com/home/kanihei5/gifu-taisi.html


さて、目的地はものすご〜くのどかな
岐阜県らしい景色

そんな景色の中に
聖徳太子が見えるはずなのだが・・・


目を凝らしてみると・・・

おった!


ズームイン!


ほら! 山の中から
顔がのぞいてるでしょ!




実際にこの場所から聖徳太子像までは

かなりの山道を登ることになるのだが・・・



険しい山道をヒ〜コラ登って・・・

よっしゃ〜 御対面〜
o(^o^)o



第一印象


デカイ  (・ω・ノ)ノ
右下の人間と比べると解ると思う

かなりの大きさがある


そんでもって・・・
ボロボロ

両腕をスパッと切り落とされたような雰囲気だが・・・


台座に小さな像があったので見ると、
腕は前で組んでいる状態のようだ

あまりにデカイので、真下からだと像の姿を把握するのが難しいかな?


手前には、左に
親鸞さん、右には日蓮さんが並んでいる

ここでの三人の関係は不明


そうそう、近くに
大きな剣が落ちていると言うので探してみると・・・

この電柱見たいなのがそうかな?

コレコレ・・・(・∀・)b

この巨大な聖徳太子像が持っていた「剣」が落ちていた

ミニチュアを見ると・・・

腰にぶら下げる感じで剣を持っている


像の腰辺りにも
フラットな場所が見られる

たぶん矢印辺りに設置する物だと思うが、設置した痕跡もない


実際に落ちていた剣も、あそこから落下したと考えると、かなり破損する
はずだが、ほとんど無傷なので、
この像は建設中に何かの理由で完成せず
にこの状態で工事が止まっている像なのかもしれない



顔からは
サビが流れ出している

上部から雨水の浸入があるのだろう


正面より後ろ側の方が破損が激しい

冬季は背中側からの積雪もかなり強そうだ

ポッカリ穴があいている場所も有る

これを見ると、メッシュが見えているので、ベースはFRPで
それを下地に、モルタルを塗って作ったようだ


局部的に穴が並んでいる場所も有る

もしかしたら、あの剣を固定するための穴かな?

とにかく、かなりの間ほったらかしの様子で・・・

台座表面の仕上げが、剥がれボロボロ


その隣には、小さな祠があるのだが・・・

聖徳太子像がボロボロの割に、
まあたらしい「のぼり」が立っていることから
誰かがこの地を管理しているようだ・・・


ちなみに独観さんの訪問時には、この
右手に平屋の家屋があったのだが
私が訪れた時には、綺麗さっぱり無くなっていた


祠の中には、可愛らしいサイズの観音像

そして、真新しい花やろうそく

ここまで、手が入っていて・・・なぜ、聖徳太子像はほったらかし?


たぶん、この祠と巨大像は管理者が違うんだろうな〜( ̄o ̄;)ボソッ

太子像の前には、街を見下ろす展望台も有る

かなり景色が良い

野村山展望台

この場所が「野村山」と言うのをここまで来て初めて知った

そう言えば・・・

下から見た時も、小さな櫓があったなぁ・・・気にしなかったけど


何はともあれ・・・現地に来ても

な〜んも解らない謎の像

ただひたすら不思議感をプンプン匂わせながら・・・


岐阜の町を日々見守っている

さて・・・誰がいつ何の目的で、作ったんだろう?

情報
駐車場  車が置ける場所はある
拝観料  無し
その他  聖徳太子像につながる道路は冬季閉鎖になります

20110820
トップページに戻る        大仏訪問記へ戻る

inserted by FC2 system