トップページに戻る 大仏訪問記へ戻る
雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 佐貫観音 」訪問 栃木県 塩谷郡
佐貫観音
佐貫と言っても「うどんの讃岐」では無く、栃木県の鬼怒川沿い
ここに、奈良の大仏にも匹敵する大きな磨崖仏があると聞いて行ってみることにした
青い空と緑の山々
いかにも栃木らしい風景
そんな、景色の中に・・・
ポツンと岩肌が見える場所がある
あれが、磨崖仏が彫られている岩山らしい
岩山に向かって進んでいくと
お〜! 塩谷町観光協会が歓迎してくれているじゃないか!
この先鬼怒川を渡れば目的地
あたりの山とは、まったく雰囲気が違ってわかりやすいぞ!
だが・・・
この岩・・・
異常にデカくない ?(゜_。)?
岩の名前は「観音岩」 高さ64mもあるらしい
こんな、見事な岩肌があれば、大仏でも彫ってみたくなるわな
( ̄o ̄;)ボソッ
麓につくと寺院があった
佐貫観音院
こちらが本堂のようだ
何はともあれ、お参り・・・(。-人-。) ナムナム
さて、磨崖仏は本堂の隣、先程の大岩に彫られている
それでは・・・
巨大磨崖仏と・・・
御 対 面 〜 ♪
磨崖仏 ドコ ?
(´・ω・`)
手前に由来と解説があったので、確認してみると・・・
「正面の大きな岩に彫られた・・・」
正面の岩って・・・
あらら・・・ よく見ると
うっすら・・・お顔らしい物が見えますが・・・
拡大してみると・・・
おった!
(・∀・)b
間違いなく、顔が彫ってあるが・・・
見えね〜 ヽ(`0´)ノ
こうすると、解りやすいかな?
どっちにしても、磨滅(風化)が進んでしまって
ほとんど見えなくなっちゃってる
解説によると、こちらの像は「大日如来」らしい
大日如来と言えば、如来さんの中でも特徴的な像だが・・・
こうなってしまうと、どうにもこうにも・・・
名前は「佐貫観音」だが立派な「大日如来大仏」である
できた当時は・・・
こんな雰囲気だったはず
(画像はクロスケの勝手なイメージです)
さて、改めて廻りを見回すと・・・
両脇に気になる場所がある
左手にある観音像と洞窟は「白龍洞」と名付けられた「穴」
早速中へ入ってみると・・・
穴と言うか、庇のようになった場所にお堂があった
全天候型の神社と言った感じ
ただ・・・
後ろにある地蔵さんたちが・・・ちょっとシュール (-""-;)
右手にある
モビルスーツの指みたいな岩の間を抜けると
小さな石堂があった
こっちは、賽ノ河原風な感じだ
さて、岩山の真下から見上げてみると・・・
何となく・・・顔わかるかな?
手の届きそうな位置にも加工された岩がある
台座を構成した蓮のようだが、この彫りの深さからも
「彫ると言うより、刻まれた」磨崖仏だったようだ
さて、風化が進んだ佐貫観音だが・・・
実は、もっと気になる物がある
佐貫観音の顔のさらに上
岩に穴があいているのだが・・・
そこには・・・不思議な扉がある
この穴こそ
『奥の院 大悲窟』
どうやって、ドア付けたんだろう?
この中には
藤原富正所有の念持仏、佩刀
弘法大師作の如意輪観音と馬頭観音の2仏
中将姫の蓮の曼荼羅
藤原秀郷や源義家の奉納品(太刀、武具、銅鏡など)
が、納められていたと言われており
しかも!
御開帳は「62年に1度、それも藤原富正の従者の子孫による」と言う
とんでもなく長いクールと担当者規制なのだ
(ただし、明治12年以降開帳は行われていない)
なんだかわからないけど・・・
とにかく、スゴイ磨崖仏だよ ( ̄o ̄;)ボソッ
それに、ここにはもう一つ・・・
ビックリする「おまけ」があった
亀ノ子岩
磨崖仏の上に・・・亀形の岩が?
天然だか、人工だか?わからない物らしい・・・
なんにはともあれ、見上げてみても・・・
何もない・・・
イヤ!まて・・・あれは! (◎o◎)
あんな場所にあるんかい (・ω・ノ)ノ ヒョエ〜!
思いっきりズ〜ムしてみると・・・
あ・・・亀だ ( ̄o ̄;)ボソッ
情報 駐車場 有り(止められるスペースがある) 拝観料 無し その他 |