雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 石雲院 弁財天 」訪問 静岡県 牧ノ原市
静岡県牧ノ原市
言わずと知れた、日本一の茶処だ
そんな牧ノ原に数年前『富士山静岡空港』が開港したが
その空港のすぐ脇にこんもりとした杜を有する山がある
空港のすぐ脇、その山に有るお寺が今回の訪問地
どう？この雰囲気 (･∀･)b
空港のすぐ脇とは思えない、いい感じでしょ！
今回は「大仏」では無いのだが、それに匹敵する像を訪問するのだ！
小雨がパラつく参道を進むと、立派な山門が見えてくる
写真で見ると、ものすごく静かな雰囲気だが
時折すぐ裏に有る空港から、ジェット機の爆音が響いてくる
（大仏と飛行機が大好きな私にとって、ここはくつろぎ別世界）
石 雲 院
牧ノ原市指定の文化財にもなっている立派な寺
ただ・・・天気が雨だったので
屋外にいらっしゃる像はちょっと、シュールになっていた (・ω・ﾉ)ﾉ ﾋﾞｯｸﾘ
境内には、多くの像がある
大きな荷物を背負った僧侶の像
この方こそ『 三蔵法師 』
西遊記のおっしょう様なのだ
ＴＶドラマの影響で「三蔵法師＝女性」みたいなイメージがあるが本来は男性です
本場の中国では三蔵法師を女性が演じることに、相当違和感がある
日本でも水戸黄門が女性アイドルだったら、雰囲気おかしいよね(^_^;)
こちらの像は・・・見たこと無い仕草をしているな？
きこの狩りの最中 ？
しかも、掲げられた名板には・・・
『 老典座和尚と道元禅師 』
こりゃまた・・・スゴイ人じゃないですか (￣o￣;)ボソッ
難しそうな、やりとりも書かれてますが・・・
修行が足りない私には・・・程遠い位 有難い話だ (^_^;)
個性あふれる像がすでに、たくさんあるのだが・・・
本堂を見ると、ガラスの向こうに・・・
いらっしゃる！
いらっしゃる！
いらっしゃいます！
何はともあれ、御本尊に御挨拶
(｡-人-｡) ﾅﾑﾅﾑ
そして・・・
ドーーーーン
スッゲ〜〜〜ヽ(`０´)ノ
弁財天は・・・
一番奥にいらっしゃるカラフルな方
これまた、美人！
一際目立つこのイデタチ！
薄化粧もさることながら・・・
何がスゴイって・・・
裸 弁 財 天
それも、『 刺青 』
背中なんか、超〜鮮やか！
コレは、カッコイイ！ （>ｗ< ）
赤い衣装をまとっているが
チラっと見える背中にも美しい模様が描かれている
良く見ると、弁財天の後ろに何か川柳みたいなのがあるけど？
「笑顔で待ちます淑参拝」
「此の部屋に入る方笑顔でおいで下さい」
なんとも、控え目な歓迎 o(^o^)o
ちょっと失礼して、着衣の袖から覗かせていただくと・・・
マサニ 極彩色ボディー
痛車なんか、まだまだ若い！
また、この本堂には多くの像が並ぶ
サイズは小さいが、ミクロ仏像群
こちらは金色観音像
なんとも、鮮やかな・・・
真ん中には、木造素地の羅漢
メッチャ作りが精巧だ
そんで、一番カラフルなのが、こちらの一団
もう〜何が何だか？
そんな具合だが・・・
像はこれだけでは無い
サイドカウンターにも、カラフル羅漢像
その先にも
これまたたくさんの小さなミクロ羅漢軍団
高い所には・・・
こちらは達磨大師だろうか？
靴をそろえて、胡坐（あぐら）をかいている
こっちの遠くを見ている方は・・・
どなたかわからないが・・・とにかく仏像が多い
ただ
やっぱり圧巻なのは・・・
七福神御一行様
年中無休の祝賀ムードなのだ
弁財天を彩る等身大の七福神
豪華絢爛以外の言葉が当てはまらん！
仏像では、数少ない天女像スタイルを持つ仏像界のアイドル
たまには、こうした像をのんびり拝むのも良いなぁ〜(*^-^*)