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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 大船観音 」訪問 神奈川県 鎌倉市
東海道線に乗っていると
大船駅で必ず目にする
と、言っても良い物がある
あの大観音だ (・∀・)b
そんな大船のシンボルともいえる大観音に
行ったことが無い人が、非常に多い
と言うことで、今回は大船観音へ巡礼だ
東海道線の大船駅
駅を降りると、目の前に・・・
ほら! (・∀・)b
顔をのぞかせてます
すでに、この場所からワクワク感いっぱい
焦る気持ちを抑えて、まずは参道へ
大船観音へは、この路地を進む
ここがまた、いぃ〜味を出してるんだ
o(^o^)o
路地を曲がると、右手に参道が現れる
良い角度の上り坂登場
開門時間が季節によって違うので注意
もっとも大仏訪問は、時間にゆとりを持って行こう(`・ω・´)ノ"
さて・・・何はともあれ、坂道をエッチラ・・オッチラ・・・
けっこうな高さを登る
竹林を進む参道
「スズメのお宿」でもありそうだな?
竹藪を抜け、視界が開けたらあと少し
右カーブで、山門が見えてくる
山門脇に受付があるので、ここで参拝料金を納めて境内へ
参拝料金や開門時間については、オフィシャルHP参照
(HPへのリンクはこのページの最後に有ります)
こちらの像は戦前から建設されているようだ
建設中に戦火をくぐりぬけ、昭和35年に完成
以外にも、大船観音建立には
あの東急が、かかわってたんだね ( ̄o ̄;)シランカッタ
境内には、観音像完成石碑と共に
戦没者慰霊塔も安置されている
(。-人-。) ナムナム
そして、ラストの石段の上に・・・
【 大観音 鎮座 】
後は、大観音目指して登るだけ!
青空をバックに最高だぜ!
と、ここまで来て・・・
大船観音ビギナーの方は
驚かれるかもしれないが・・・
大船観音は・・・
上半身だけです、 ハイ(^_^;)
実は、大船観音は「半身像」なのだ
駅の方から見上げると、全身像に見えるが
決して、下半身が埋まってる訳では無い
裏側へ廻ると体内拝観もできる
背中側はコケが・・・生えてる
そんで、こちらが入口
非常階段チックとか言わないように!
ここの階段を登ると・・・
背中に空いたドアから体内に入れる
体内はリニューアル工事が施されて非常に綺麗
でも、天井を見ると・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
味わいあるコンクリート素地が体内拝観の醍醐味
体内には本尊となる像がある
改めまして
(。-人-。) ナムナム
こちらは記念プレート
昭和35年4月(完成)
大成建設が施工したんだ・・・( ̄o ̄;)ボソッ
体内にはいくつか小部屋もあり
そのうち、一番明るい部屋に
大船観音建立までの過程が展示されている
コレを読むと、型から作ったコンクリートブロックを積み上げ
そこにセメントペーストを吹きつけて仕上げたようだ
こちらは、展示されていた顔の型
なんか、とってもシュール
そんで、出来上がった顔
やっぱりシュール( ̄o ̄;)ボソッ
しかも、大船観音は建設中に戦争に伴い工事中止期間がけっこうあった
コレがその時の貴重な写真
コレはこれで・・・メッチャ・シュールだ ( ̄o ̄;)
さすがの米軍も、コレは爆撃しなかったんだな
現在は、セメントの上に白い塗装を吹きつけて仕上げてある
いわゆる「吹き付け仕上げ」なので、住宅の外壁と同じ
それにしても、大観音は青空がよく似合う
高い空をバックに見上げる大観音はオツな物だ
台座の中に有った写真を合成してみると・・・
コンな雰囲気だったんだな〜( ̄o ̄;)ボソッ
やはり
大観音とYシャツは・・・
『 白 』がいい
この微笑みも、白だからこそだ
ふくよかな頬や口元の陰が非常に美しい
目じりや鼻筋も非常に綺麗に筋が通っている
大観音は天気のいい日がイイネ!
そんな、大観音が見つめる先には・・・
大船の町が広がっている
さて、大観音から少し下った所に慰霊塔がある
戦没者関係の慰霊碑が多い境内
灯篭の中に1つの小さな炎が灯されている
その炎は 『原爆の火』
『怨念の炎』と呼ばれる
一瞬にして数十万人の命を奪った「原爆」の炎を今も絶やさず受け継いでいる星野村から
神奈川県原爆被災者の会の方が「採火」した炎を、絶えずこの塔に灯しているのだ
小さな「怨念の炎」は
2度と起こってはならない祈りの炎となって、平和を願っている
大船の町を見下ろすシンボル『大船観音』
今日も、大観音は日本の平和を見守っている
〜 P S 〜
もし、スコップを持って観音様の下半身を、掘り出してあげようとする
やさしい人を見かけたら、上半身だけだと説明してあげて下さい(^_^;)
情報 駐車場 無し(近隣に有料駐車が多少ある) 拝観料 大人: 300円 (高校生以上)子供: 100円 (小・中学生) その他 オフィシャルHP http://www.oofuna-kannon.jp/index.html |