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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 岐阜(籠)大仏 」訪問 岐阜県 岐阜市
岐阜大仏
この名前を聞いて
『お〜!あれか!』
と思われる方・・・
すでに、大仏ハンターです (`・ω・´)ノ"
そんな、大仏ファンにはお墨付きともいえる大仏に再訪問したので
改めて訪問記を更新することにした
岐阜大仏は、岐阜駅の北側、岐阜公園近く、その名も『大仏町』に鎮座している
まず注目なのは、この大仏殿だ
なんとも、味わいと言うか・・・説得力ある造り
ジブリの映画に出てくる健康ランド?を彷彿させる雰囲気だ
そして、ここにはあの『記載』がある
『日本三大仏』
デタ〜〜〜ヽ(`0´)ノ
『日本三大仏』なんと、素晴らしい響き
私はすでに、日本三大仏をたくさん見ているが、どこが3番目なんだ?などと言う
ナンセンスなことは言ってはいけない。( ̄^ ̄)キッパリ
そこに三大仏があれば、三大仏なのだ
さて、ここは拝観料が必要だ(大人200円・小人100円)
でも、拝観料200円を払う価値は十分にある
拝観料を払って、堂内へ進むと・・・
いきなり、鎮座!
ものすごく、大きな大仏様が圧倒的な迫力で迫ってくるのだ
正面から見ると、こんな感じ
そのサイズ『13,7m』は、イン・ドア・大仏では大きい
態勢が前かがみになっているので、参拝者を見下ろすように座っている
左手の印も、細くスレンダーな指でしっかり表示されている
こちらの大仏、別名「籠(カゴ)大仏」と呼ばれ
竹や和紙で作られた提灯のような構造
だからと言って、別に弱い訳でなく粘土・和紙・漆・金箔が何重にも張られ
とても丈夫な表面構造になっている
要するに「軽くて丈夫」な「元祖・プレハブ構造」大仏なのだ
顔の造りも非常に奥行きがある
良く見れば、瞳もしっかり描かれている
この目の奥深さは、籠大仏ならではの造りだ
大仏殿も1832年、約180年前に造られた大きな木造なので、梁がスゴイ
この角度から見ると、何となく・・・前かがみになっているのが解るかな?
個人的には、大仏さんを右下から見上げたこの角度が一番好きだ
梁の間から覗く顔が、なんともやさしい笑顔に見えるのだ
大仏殿は中を1周できる
堂内には、大仏に関する展示があり
特に注目なのは、大仏の断面図
背骨となる大柱を軸に大仏がつくられている
また、大仏の廻りに並ぶ羅漢像も見もの
暗がりで見ると、ちょっと怖い感じだが、一つ一つそれは手の込んだ像だ
ここに、マクロとミクロの共演が実現されている(・∀・)b
さて、先程見た断面図なのだが・・・
背中を串刺し状に貫く柱をチラッと見ることができる場所がある
大仏様の左側から見上げると・・・
大仏さんの肩甲骨あたりから、光背へと抜ける柱が見える
もっとも、そんな場所を見ているより
ここでは、大仏さんを拝みましょう
(。-人-。) ナムナム
また、堂内には螺旋状に階段が設置されている
現在は構造的に危険で、登ることはできないが・・・
大仏の裏に、階段の上から撮ったと思しき貴重な写真も展示されている
大仏さんの顔の真正面・・・右側の写真は、大仏を見下ろしてるよ( ̄o ̄;)ボソッ
あ〜〜〜うらやましい〜(>w< )
建立から180年・・・200年、300年と、ずっと岐阜の町を見守り続けてもらいたい
そんな、大きな大きな籠大仏さんなのだ (*^-^*)
情報 駐車場 有り 拝観料 大人200円 小人100円 その他 |