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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 西福寺 阿弥陀如来 」訪問    東京都  北区


東京には、意外と多くの大仏がある


意外どころか、大仏だけなら『奈良・京都』より
はるかに東京の方が、数は多いと思う


要するに『人が多ければ、大仏も多いのだ』


今回の訪問「北区」にある『西福寺』


北区は高層建築物が少ないので、空が広くお寺が映える

モノトーンで統一された西福寺の門

その右手には

千羽鶴がぐるぐる巻きになったお地蔵さんがいた

参道には六地蔵

ここ西福寺は
『江戸六阿弥陀巡礼一番目』の寺


江戸六阿弥陀と言えば、以前「江東区」にある『常光寺』を訪問して
亀戸大仏を紹介したことがある
http://kurosuke969696.web.fc2.com/2000-237kameidodaibutu.htm



四天王門に来ると、表のモノトーン塀と対照的に
鮮やかな色彩が目にとまる

質素な感じも良いが、華やかな色合いのお寺もすごく良い


途中、左側には、以前使われていた建物だろうか?

ちょっと、廃墟チックな雰囲気を漂わせる建物も有ったが・・・


本堂正面に到着

赤い提灯に『第壱番』の文字が鮮やか!


それに・・・こちらの門番

狛犬?というより、
完全に『ライオン』だよ( ̄o ̄;)ボソッ




なんだか、スゴイ門なのだが・・・


開いてない (T∇T)



普段は脇に有る通用口から通るようなので


門を迂回するように進むと・・・



(・ω・ノ)ノ オリョ?

イキナリ、いらっしゃる!


阿弥陀如来 鎮座


それも、露座!


こんな極彩色豊かな像が、屋外に有るとは・・・

いきなりの登場に、思わず後ずさり気味であったが


さっそく訪問しよう!


本堂手前に鎮座する阿弥陀如来

台座は、しっかりと創り込まれた造り


『本尊阿弥陀如来露座大佛』

建立は『昭和五七年一二月一八日』と、意外と古い


それにしても・・・

小雨が降る暗い空で、この色彩

北区・・・恐るべし (^_^;)


よく見れば、手前の灯篭も

徹底的に塗り込まれてます


ベースは石だと思うが・・・

ペンキでバッチリっす (`・ω・´)ノ"

ここには
『大佛六度まいり』という参拝方法も有るらしい

矢印の示す方へ進むと

色々な角度から大仏を参拝することもできる

台座まで、しっかり塗られてます

背中の光背は、幾分地味な感じ

それでも、派手だよね

でも・・・やっぱ『正面』が一番

露座(屋外)であるため、少々塗装も痛んではいるが

都内の大仏では
一番彩色豊かな大仏だと思う



境内には、他にも水かけ如来?などもある

滝不動とか水かけ地蔵はよくあるが・・・如来さんは初めて見たかも?

墓地の方には、立派な無縁塔もある

内部は納骨堂のようだ


東京という限られた空間で構成された町では
あまり神社仏閣は、目立たない存在になっているが・・・


こんなに、鮮やかな大仏に会えるから・・・

『大仏巡礼 IN 東京』やめられない

帰りがけに、門の裏側にいらっしゃったお地蔵さん

『帰り路も交通安全』


こういう配慮がとっても嬉しいのだ

(。-人-。) 感謝感謝

情報
駐車場  有り
拝観料  無し
その他   


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