雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
「 到岸寺 杉乃妻の大仏 」訪問 福島県 福島市
福島の中心街をウロウロしていた
実はこの少し前に、福島県庁に用事があり県庁に寄ったついでに
いつもの情報収集で大仏のことを聞いたら近くに「福島県庁の大仏」と
呼ばれる大仏があると、ホット情報を頂き、行ってみることにした
街を歩いていると、それらしい雰囲気の場所が出てきた
解説板の多い寺院・・・コレは、匂うぞ(￣o￣;)ボソッ
あった！
「杉乃妻の大仏」
【 大日如来坐像 】
写真の下には「福島県庁（大仏城）の大仏」とも書かれている
奥の解説板には・・・
「到岸寺の木造大日如来坐像」とも書かれている
色々な呼び名があるようだが、大仏（おさらぎ）城にあった大仏を偲んで作られた像で
別の場所にあったのだが、到岸寺が火災で焼失後、この寺に移築された物のようだ
他にも解説板があり
この寺には、色々とあるみたいだ
「ご自由にご拝観ください」という案内も有るので
お言葉に甘えて・・・・拝観してみよう
それにしても、この参道を進んでいると・・・
なにか、視線を感じる
もしかすると・・・
本堂の屋根上（棟）に有る瓦が・・・
目みたいだ(￣o￣;)ボソッ
入口はこじんまりとして狭かったが
境内はけっこうな広さがあった
さて、こちらが本堂
ここで、住職さんと思われる方が、車で外出しちゃった・・・(￣o￣;)ｱﾚﾏ？
まぁ〜誰かいるだろう・・・と、言うことで寺務所へ顔を出すと
奥様がいらっしゃり本堂へ案内していただけた
そして、本堂に入ると・・・
解説板では、２、３５ｍとあったが・・・
もっと大きな気がする
メッチャ立派な大仏さんだぞぉ〜！
画像で見るより実際は迫力がある
お寺の方の話では、「福島では一番大きな大日如来坐像だと思う」と言われたが・・・
木造イン・ドア仏の大日如来では
国内屈指の大きさなんじゃないだろうか？
久しぶりにであった立派な大日如来
良い物を見た気がするが・・・
よく考えたら・・・
入口にあった解説板には「浄土宗」とある
浄土宗と言えば、極楽浄土のオーナー阿弥陀如来が本尊じゃないの？
その辺りは、お寺の方も
「珍しいでしょ〜(*^-^*)」と、にこやかに解説していただけたので・・・
ここでは、浄土宗のお寺に立派な大日如来さんがいらっしゃる
それはそれで、いいじゃないか(*^-^*)
もちろん、法然上人像や総本山増上寺関連もしっかりある
ある意味、宗派を超えた色々な物が拝める素晴らしい寺なのだ
ふと、脇を見ると・・・
お〜〜〜閻魔様！
特に、こちらの像は・・・裏側に回れそうだ！
早速、日ごろから気になっていた部分を覗いてみると
閻魔様の後頭部って、髪の毛スッパリそろってるんですね
また、「到岸寺」は、木魚の数でも有名らしく・・・
ものすごい数の木魚が並んでました
それにしても、像もすごいが・・・
本堂の大きさと言い、像にマッチしたバランスが最高にいい感じ
よく見れば・・・
大仏に合わせて装飾品も大きく作ってあるとか
ちゃんとバランスを考慮してある所がニクイ！
さて外の解説板には、他の物も書かれていた
県内最大 永代供養塔
そちらも、拝見させていただくことにした
こっちは、無縁仏・・・無縁塔か
新しいこっちの一段は
歴代の住職の石塔のようだ
そして、現れたのが・・・
ドカ〜〜ン！ ヽ(`0´)ノ
これまた、お見事 ｍ(＿ ＿)ｍ