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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 丈六阿弥陀如来坐像 」訪問   宮城県  蔵王町


「蔵王」



名前を聞いただけでも何かありそうな匂いがプンプンする街


そんな、みやぎ蔵王の観光マップを何気なく見ていると・・・

あ!あれは・・・(◎o◎)


まぎれもなく
「仏像」

それも、「丈六阿弥陀如来座像」と書かれている



これは、行ってみなければ ヽ(`0´)ノ




と、いうことで・・・



マップを頼りに進んでいくと・・・

ものすご〜〜〜く、
解りやすい石碑が出てきた


何しろ・・・

この石が
「丈六サイズ」


道端で見つけた時は、ビックリしたよ ( ̄o ̄;)ボソッ


像は「保昌寺」というお寺の境内にあるようだ

墓地分譲広告が目立っちゃってるけど、ここで間違いないな( ̄o ̄;)


駐車場も完備されている

奥が本堂のようだが、あえて
左下へ下って・・・


ここは、正面から訪問しよう!

最近整備されたと思われる参道

左手の植え込みには、多くの石仏が騒然と並ぶ

ここを見ているだけでも、けっこう楽しいぞ(・∀・)b

さて、山門が見えてきた

石段がそのまま突き抜ける感じで、
踊り場が無い立派な山門

なぜか
インパクトがある金剛力士像

なんだろう?特に大きいわけでもないが・・・(^_^;)?


ものすごく存在感がある像だ


そんな訳で、本堂へ到着

まずは、ここで御挨拶

(。-人-。) ナムナム

おじゃまします、千葉から来た変わり者でございますぅ〜


石をふんだんに使った庭園

水が豊富な寺院っていいよね〜(*^-^*)



そして、本堂お隣に建つのが

これまた立派な「阿弥陀堂」


RC造(鉄筋コンクリート造)の大きなお堂

ただ、手前に・・・


鐘が・・・

なぜここに有るのかが解らないけど・・・

コレもけっこうデカイ (・∀・)b


さて、訪問前に「教育委員会」お墨付きの解説板を読んでみよう

頭と胸は当時の物で、他は後から造り直した物らしいが・・・


後から造り直したのも「1718年」というのだから、
300年前か・・・( ̄o ̄;)ボソッ


高さ3,79m

像だけでも2,88m



これは、スゴイ像だぞ(・∀・)b






早速、お堂を覗くと・・・

お〜〜!デカイ!



まずは拝んどこう (。-人-。) ナムナム


改めて、堂内を見上げると・・・

顔の部分が、暗い(T∇T)


窓が低い
ので、胸から上が暗くなってしまう (-""-;)ムムム



一旦、寺務所へおじゃまして許可をもらって



改めて、お堂へ



ヤッパ・・・

デカイッ (>w< )



あらためて

御対面 o(^o^)o



建立当時からあった部分が真っ黒だ

外から見た時には、それが余計に暗く感じた理由のようだ



印は
「阿弥陀定印」

阿弥陀如来のトレードマークだね


横から見ると、
寄木造りというのがよくわかる

ちょっと荒い感じもするが、それはそれで・・・(^_^;)


腕辺りの木組みは、非常に繊細

この
継手はスゴイぞぉ〜!


この部分だけでも、見れてちょっと感動〜o(^o^)o


そして、見上げると・・・

?え ( ̄o ̄;) あれ?


光背の中を・・・


頭が突き抜けちゃってますけど( ̄o ̄;)



前から見た時に、妙な迫力があったのだが・・・


もしかしたら、この前のめりな光背が、より威圧感をかもしてるのかもしれない




光背の根元は台座に固定されているし、特に歪みとか見られない

このことからも、最初から光背の中を頭が抜けている形だったのかな?


有る意味、すごくレア


堂内には、像の解説と、お堂の建立の話も掲げられていた

「 收蔵庫 」

ここでは、お堂は『收蔵庫(收=収)】と呼ばれていた



蔵王のふもとに鎮座する阿弥陀如来

顔と胸の黒い部分は、制作時期が解らないほど古い歴史ある素晴らしい大仏だった


情報
駐車場  有り(無料)
拝観料  無し
その他   


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