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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 大巌院 」訪問    千葉県  館山市



今回の訪問は、大仏ではないですが、
とっても珍しい寺院です


千葉県館山市


関東の中でも南に位置するこの町は、温暖で緑も多い町



そんな館山市内の大仏を回っていた時に
「大仏は無いが変わったお寺があるので行ってみたらいい」
と、情報をいただき、寄ってみることにした
(こういった地元でゲットできる情報が一番うれしい)


訪れたのは、
大巌院というお寺だった

年期の入った山門

この辺りは、
山門と言っても海風が強く塩の影響もあるのか
白く劣化した木造建築が多い


この寺には
「四面石塔」と呼ばれる文化財があるようだ

解説を読んでみると・・・

なんと、石塔の四面に「南無阿弥陀仏」の文字が
四カ国語で書かれているらしい


境内にお邪魔すると・・・

多くの石仏や石塔が目に止まった


その奥、本堂側にひときわ大きな石塔がある

「四面石塔」


正面の文字は
「漢字で書かれた南無阿弥陀仏」



側面に回ると・・・

そこには、
ハングルで書かれた「南無阿弥陀仏」



コレは、スゴイ ( ̄o ̄;)ボソッ




四面を並べてみると、こんな感じだ


仏教伝来の
足あとが言葉になって表記されている



これは、いいものを見せてもらった (*^-^*)


ところで、さっき聞いた



「変わった物」


とは、「四面石塔」のことか?



イヤイヤ・・・私が聞いたのは


「変わったお寺」だった (・∀・)b




確かに、この石塔も珍しいが、変わった物はこの先 (・∀・)b



何はともあれ、本堂へお参りに行くと・・・

何やら、
扉がにぎやかなんですけど(^_^;)



普通、この雰囲気は「天井画」に有りがちだが、コレは本堂入口の扉



寺務所にお声掛けをして、早速本堂へお邪魔すると・・・



ブラボ〜〜〜!

本堂のガラスが
「ステンドグラス」になっている



デザインは「極楽浄土」なのだ ヽ(`0´)ノ

なんて、アンティークな寺院


近くで見ると

きめ細かな装飾が見て取れる


羅漢の首飾りや幟柄などメッチャ細かい

これは、スゴイ窓を持つ本堂だ


全体的に見ると鮮やかな色ガラスのようだが・・・

右奥の窓に
浮かぶ「如来」が神秘的


反対側は寺務所につながっているので窓は少ないが・・・

見事なハス池は描かれている


これも、
青の濃淡がお見事!

一年を通して、蓮池からの光が差し込むようになっている


よく見ると・・・

つがいの
「カワセミ」もいるじゃないですか(*^-^*)


思わず、ステンドグラスに見とれてしまった・・・



あ!御本尊にお参り忘れてた・・・~(=^‥^A アセアセ・・・


(。-人-。)   ナムナム


おじゃましております


見事なステンドグラスを堪能した後は・・・

こちらから・・・コレもステンドグラスだったのね・・・


それも、
家紋入りだよ (^_^;)

情報
駐車場  山門周辺に2台ぐらい駐車できる場所がある
拝観料  無し
その他  本堂内の参拝(ステンドグラス見学)は、必ずお寺の方に許可を得てから行ってください


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