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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 東京湾観音 」訪問    千葉県  富津市


関東三大大観音
と呼ばれる大観音の一つ


東京湾観音



「他の二つはどこ?」
とか、ヤボな質問は無しね( ̄o ̄;)ボソッ



そんな地元千葉を代表する『高層建築仏』


なぜ今まで紹介していなかったのか?



自分でも不思議なのだが・・・今回はそんな不思議な大観音



東京湾観音へ行ってみた


国道465号線から大観音がある山へ向かうと

南房総特有の竹を中心とした
「なんちゃって亜熱帯」の参道


車で登ること3分・・・

空が開けると同時に現れた
「大観音」


真っ白な巨大観音は

まさに千葉のシンボル!





そして、この大観音がいかに愛されているのかと言うと・・・



足元には・・・




小学校の遠足が来ているではないか



千葉の小学校(主に内房)では、ここはお決まりの遠足コースのようだ



それでは改めて、東京湾観音へ向かおう!

車両は、この右側に「無料P」がある


そして、門まで来ると・・・

大観音全景〜♪


非常にバランスのとれたプロポーションの
「高層建築仏」なのだ!



そんで、よく見ると・・・

何か、虫みたいなのが動いている?


なんと〜ヽ(`0´)ノ

大観音の腕の上を歩いているではないか!


もちろん、東京湾観音ほどの大きさになれば、体内拝観がある

建立(開眼供養)は昭和36年

身長56mは、
コンバトラーVより1m低いのだが

体重は
4,800dと極端に重い


コンバトラーVは、
57m550dだった。



さすがにあっちは
空飛ぶぐらいだから軽くできていたんだな〜
( ̄o ̄;)ボソッ





さて、体内めぐりの入口は大観音の後ろ側にある



早速、裏側へ回ると・・・




(◎o◎) ナナナ・・・アナ?

まるで、マシンガンに撃たれたような穴が規則正しく並んでいる


表側を綺麗に仕上げた分だけ、
窓が後方に集中してしまったらしい




なんか、表と裏でずいぶんイメージが違うけど・・・

とりあえず、台座右側の入口へ・・・




ここで、拝観料500円を払って、いざ体内へ

オフィシャルHPの割引券をプリントしていくと、お得です
(HPへのリンクは、このページの最後に有ります)


体内は、螺旋階段になっているようだ

いざ、体内拝観へ


最初のうちは、広い間口の螺旋階段をひたすら登る感じ

内側から体の凹凸は、わかるのだが


どの辺にいるか?までは・・・ちょっと解らないなぁ〜



中心の柱には・・・

「ニッチェ」のような空間が、所々あり

中を覗くと

数々の仏像が安置されている


何はともあれ・・・(。-人-。)ナムナム
(今、地震とか起きませんように・・・)



外壁側には、写真パネル

この人が、原型を作った人らしい


こちらは、建立した
「宇佐美氏」

解説を読むと・・・

「私財を投じて・・・」
個人でこの大観音を建立したのか( ̄o ̄;)ボソッ



やっぱり、
「巨大仏」『個人建立』が基本ですね(・∀・)b







像やパネルを見ながら、螺旋階段をひたすら登る







小さな「窓」がある場所は、背中側だと解るけど・・・

窓が規律正しく並んでいる中を、螺旋階段が登るので

途中、半分塞がったような窓も有る


この窓の塞がりから推測すると・・・

膝上あたりを登っているようだ


とりあえず、エッチラオッチラ階段を上るが

「仏像の中」にいると言う感じは、大きすぎてあまり感じない(-""-;)




しかし、その先には・・・




驚く物が現れた・・・

なんで?
仏像の中に「十字架」があるんですか〜?(゜_。)?



『 卍 』ならともかく『 十 』か・・・



中を覗いてみると・・・




ドッヒャ〜ヽ(`0´)ノ

「マリア観音」

マリア像の前の「賽銭箱」というのも不思議だが・・・



解説には
「イエスキリストの聖母の如く・・」と、ある



要するに、
慈母観音だが「マリア様」のような姿なので

マリア観音




大観音の中に、コレって有りですかぁ〜  ?(゜_。)?







まぁ〜いいか千葉だし
(^_^;)







さて、この辺りまで来ると、景色が一変する

本線は左回りで螺旋を登るが、
右側に脇道がある



もちろん、
脇道へ進んでみたのだが・・・




そこにあった景色は・・・

(・ω・ノ)ノ アヒョ〜!

大観音の指が目の前に現れた



見上げた時に、人がいた
アノ場所

やっと腕の上に来たようだ


よく見れば、上の「脇の下」にも通路が

上に有るのに「脇の下」というのも変な感じだが・・・

ここから、体内参拝コースはもっと変になっていく

本線から脇につながる脇道だらけ


あっちにもこっちにも空間ができていて・・・

まるで
立体迷路のようになっている



もちろん、どのコースに行っても上に進めば、最終的に本線に戻れる



そんな感じで、
立体迷路拝観を楽しみながら登ってくると

東京湾観音の原型が建立されている場所にでた


この像が、さっきパネルにあった「彫刻家・長谷川氏」が作った原型かな?


そしてこの先、今まで広かった階段がせまくなってきた

壁というか天井が迫ってきたぞ?



そして出た場所は、小さな部屋なのだが・・・

目の前に現れたのは・・・



階段というより・・・




この先は、
極端に狭い場所のようだ・・・



たぶん・・・

「首の付け根」らしい


上を覗きこむと・・・

まだ上にもいくつかの層があるようだ


何はともあれ、梯子を登ると、一段と小さな部屋に出た

変な台の下から、光差し込む穴2つ


これって・・・


この穴って・・・

鼻の穴(鼻孔)じゃ〜ヽ(`0´)



わたしゃ、観音様の
鼻の奥にいるのか( ̄o ̄;)ボソッ


その先、メッチャ細い螺旋階段が現れ

ひたすら登っていくと、もう上に上る階段もハシゴも無い空間に出た


とうとう、てっぺんまで来たようだ


ただ、脇を見ると・・・

屋外に出る通路があった



表に出てみると・・・




ウッヒャ〜〜高い (・ω・ノ)ノ



すでに、観音様の顔を超えて、
の位置まで来ていたようだ



とりあえず、階段を登って見たものの・・・

海っぺりの高台に建つ大観音の頭の上は
『強風』



下から見た時は
しっかりした鉄格があると思ったのだが・・・

無責任なほどに不規則で、弱弱しい鉄格子


コレを頼りにして登るはめに・・・_| ̄|○ ガックリ・・





そして、やっと到着したのが
「20階」




別名
「天井界」と呼ばれるてっぺんだ

何はともあれ・・・まずは合唱


(。-人-。)ナムナム〜
(ハァ〜チカレタ・・・)


体内拝観は、たいてい首の下までというのが相場だが・・・

ここまで登れるのだ


このてっぺんのポコっとした場所にいる

見た目以上に、外の風切り音が怖い場所だ


ふと上を見上げると・・・カギのかかった点検口と色気のない鉄板?

位置的に・・



メンテナンス用の特別階が上に有るのだろう

この上に
「幻の21界」があるようだ・・・登りたくないけど( ̄o ̄;)ボソッ


無事、体内アスレチック迷路参拝を終えたら・・・後はひたすら降りるのみ


改めて、下から見上げても大きいことがよくわかる

足元に
人間がいるのわかる?


さて、この大観音

20階になっているようだが、体内にはフロアーはほとんど無く
15階(肩のあたり)まではひたすら登る感じ


面白かったのは、
この看板の裏


足場に囲まれた

建設時の写真掲載



でも、この写真・・・どこから撮ったんだろう?(航空機か?)



それ以外にここは、本堂や五重の塔も無い



有ると言えば、1軒のお土産物屋のみ




あとは、大観音の周りを歩いて帰るだけなのだが・・・

庭の一角に・・・不思議なお方が一人



まさか

浦島太郎・・・?




なんで、こんな山の上に浦島さんがおんねん?


それ以上に、なぜ東京湾観音に浦島太郎?

情報
駐車場  有り(無料)
拝観料  500円(ホームページにて3割引券有り)
その他  
オフィシャル・ホームページ http://www.t-kannon.jp/


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