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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。


「 大子地蔵尊(安産子安地蔵尊) 」訪問     茨城県 大子町


茨城県大子
(ダイゴ)

久慈川の清流に始まり、温泉や日本三大名瀑
「袋田の滝」がある関東屈指の自然豊かな町


そんな、風光明美な大子町を見降ろしていると

山裾に、
ありえない物が・・・


こっち見てる〜 ( ̄o ̄;)

デカイ人がアパートの天井を突き破っている訳ではない


これぞ、
『珍寺』『Bスポ』『大仏巡礼』などなど・・・

多くのファンを呼び寄せ虜にしている『大子地蔵尊』


百科図鑑のリンク先の方々も、ほぼ100%訪問済みの
王道地蔵尊


早速、大子地蔵尊の為に作られたと言っても過言ではない(かなり過言)
【道の駅「奥久慈だいご」】へ行ってみよう

ここは、温泉もある賑やかな道の駅

家族連れや、年寄りの団体に人気のスポット

訪問者は、胸躍らせて地蔵尊の参拝へ・・・

向かってない (T∇T)


皆さん、地蔵尊のことなど目もくれず、おくつろぎのようだ・・・




道の駅の近くに
「高層建築仏」がある場合が多いが、なぜか誰も見向きもしない

埼玉県にある芦ヶ久保大観音もそんな感じだった・・・


でも、道の駅から見れば・・・

いるいる (・∀・)b


山裾に巨大な地蔵さんが、いらっしゃります


ご丁寧に、道の駅にも

こんな立派な案内板もあるじゃないか!


『日本一の地蔵尊』


たしか、栃木には北関東一の地蔵尊があったけど、ここはお決まりの
「大仏界の社交辞令」として、スル〜しておいてあげよう。



では、せっかく近道とあるのだから、お言葉に甘えて向かってみよう

立派な参道じゃないか!


しかし、すぐに参道とは思えない民家の軒先となって・・・

見えてきたが・・・すごい場所にあるな

何がすごいって、回りの家が・・・( ̄o ̄;)



その先、参道は・・・

本当に、ここでいいのか?

アパートの敷地だと思うんですが・・・
(水道メーターとかあるし・・・)


とにかく、進んでみると・・・

見えた!

巨大地蔵尊

右に祠があり、左には「巨大地蔵尊」

本家はこちらの地蔵尊のようだ

まあ〜とにかく、まっ赤っ赤

まず、参拝 (。-人-。) ナムナム


祠を覗くと

真ん中の大きな地蔵さんが主役のようだが、両脇の白無垢の方は一体?


それ以上に、気になるのが・・・

隣の人・・・(^_^;)


お見事! (>w< )

非常に直線的と言うか無駄の無いフォルム

正式な名前は

『安産子安地蔵尊』


子安と言いながら、子供が見たら絶対に泣き出しそうな、迫力だ



小嶋独観氏のHPによると
お堂と地蔵尊の間にプレートが掲げられており、建立時期の記載があるようだが
私の体では狭すぎて入れなかった・・・(T∇T)トホホ
(現地に行ったら、汚れてもいいスマートな方どうぞ・・・)


記載されている建立時期は、この巨大地蔵の方が石仏より
先らしく、
謎が謎を呼ぶ古き巨大建築仏だ


そんな、地蔵尊を正面から見ると・・・

デカイ ( ̄o ̄;)ボソッ


人間の大きさがせいぜい台座


それにしても、
大きさ以上に違和感がある・・・

システマチックな顔のつくりもそうだが・・・

あ!『視線』だ・・・





普通、大きな像は参拝者を
『慈悲のまなざしで見降ろしている』のだが・・・

参拝者なんか知らんわい!と、言わんばかりに
「遠くを見ているのだ」



それで、さっき遠くから見たっ時に、
異常な存在感があったんだ・・・

↑(この画像は400m離れた川の対岸から、超望遠で撮影)↑


そうなると、この巨大地蔵尊がどこを見ているのか・・・

気にならない?


気になるよね〜 (・∀・)b

そんなわけで、地蔵尊の裏山にクライミング!


よっしゃ、肩の高さまで登ってきたぞ・・・

けっこうな、勾配で・・・(^-^;)汗汗!


登ること、5分


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

予想外に
「りりしい横顔」
日本版トイ・ストーリーのような感じだ・・・


そして、視線の先は・・・

山だった _| ̄|○ ガックリ・・・



でも、それ以上に・・・



なんで、こんなに
後ろ襟が跳ね上がってんねん?



見降ろすと・・・・


ウッホ〜〜〜 高け〜〜〜! (>w< )

そんでもって、デケ〜〜〜!
ヽ(`0´)ノ




不思議な後ろ襟や帽子も気になるが・・・

やっぱ
『ひょうたん島風の耳』が、一番印象的だ


実際に建ってる場所には、まともな足場が無いので、さっさと降りるとしよう。



ズザザザザ・・・・と、落ちるように降りて来て・・・・



はい、こちらが背中です

上の方の写真でわかるように、後ろ襟が異常に跳ね上がっているので
下からでは、地蔵さんの後頭部は見えない


どっち道、ぶっ飛んだ巨大地蔵尊であった



道の駅に帰ってくると、ここは「シャモ」が一押しらしく

「シャモ・チキンカツのせシャモオムレツ」が美味しかった


歯ごたえのある肉と、濃厚な卵を食べながらも・・・



頭の中は・・・




地蔵尊のことでいっぱいだった・・・・


トラウマ必須の「安産子安地蔵尊」だ


 情報
最寄駅  水郡線・常陸大子駅
駐車場  道の駅にあり
拝観料  無し
所在地  茨城県大子町
その他  
地蔵尊裏のクライミングは非常に危険です。すべては自己責任で・・・( ̄o ̄;)ボソッ




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