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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

会津大仏巡礼の旅

その12 「宇賀神堂 白虎隊霊像 」訪問     福島県 会津若松市


色々な意味で、摩訶不思議な
「さざえ堂」のすぐ近くに


味のある
お堂が目についた

立派なつくりなのだが、観光客の
大半はスルーしていた

『宇賀神(堂)』

宇賀神といえば、弁天様の頭の上に載ってるあの方だが・・・

ココにも祭られていたのか ( ̄o ̄;)ボソッ


何はともあれ、
五穀豊穣の祈願


お堂に参拝しようと、中を覗くと・・・



な!なんと  ( ̄ロ ̄;)ハッ!


なかには、白虎隊19人の
軍人人形があるじゃないか!


観光ガイドでは、あまり扱われていない小さなお堂だが
これは、ものすごいことになっているぞ!


撮影の許可をいただこうと、管理の方に声をかけると
快く、お堂内に招き入れてくれた。


お堂の中へ一歩足を踏み入れると

そこは空気が違う・・・

何はともあれ・・・先ずは合掌 (。-人-。) ナムナム


像は全部で、19体

ここ、飯盛山で自刃した19名の『 霊像 』
(自刃したのは20名ですが、1人は一命を取り留めました)


祠の前は、体験学習だか?修学旅行だか?で、無駄にやってきたガキどもが
ワイワイと携帯片手にポテチ食いながら、見向きもせずに歩いてる。


白虎隊は、そんな彼らと同じぐらいの年齢

ココには、そんな魂が並んでいた。


フランス流の軍服姿、明治23年大橋知伸、田中治八の両氏によって製作

顔の色の違いが、製作者の違いだろうか?




それにして


この雰囲気、どこかで感じたような・・・?


そうだ、静岡県にある常昌院の軍人人形だ・・・



数は圧倒的に常昌院が多いのだが


同じ、空気だった・・・

微妙な劣化状態が、寂しさをより忍ばせる・・・


その先、へ進むと・・・

白虎隊の墓が並んでいた

死因は戦死

皆、若き兵士だ

しかし、その脇に・・・

なんか、似合わない塔も・・・

コンドル?

なぜ、こんな像がと思いきや・・・

ローマ・・・( ̄o ̄;)ボソッ

ヨーロッパにも、この話が伝わっていたのか・・・


しかし、
「第2次世界大戦後、占領軍の命により・・・」

『 武士道の精神に捧ぐ 』


この文字は、
削り取られたらしい・・・


なんにしても、戦争って・・・イヤだね(-""-;)


そして、その脇には・・・

あっ!( ̄o ̄;)


観音像発見

白虎観音


ココにきて、いきなりの中観音との出会いだった

今回は、ちょっと影が薄い観音像であった・・・



詳しい人に言わせれば、白虎隊に付いては書き切れないほどの話があると思うし
そのあたりを詳しく知りたければ、また他で検索してもらえばいいのだが・・・



実際には全体の8割以上の290名の若者が生き延びた


そんな、事実もあるらしい。




会津若松の町を見下ろす飯盛山

何はともあれ、ゆっくりと休んでください

(。-人-。) ナムナム


飯盛山へ行ったら、霊像も

参拝して見ましょう


 情報
最寄駅  会津若松駅
駐車場  無し(周辺の有料駐車場を御利用ください)
拝観料  400円
所在地  福島県会津若松市
その他  拝観時間あり(オフィシャルホームページ参照) 
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おっと!ビックリ! 会津盆地にネパール博物館?

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