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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
会津大仏巡礼の旅

その4 「 歌う春日八郎像 」訪問     福島県 坂下町



喜多方から会津若松に向かっていると・・・


坂下とかいて「バンゲ」と読む町を通った



すると・・・




 別れの1本杉 → 】



こんな看板が目にとまった




この名前を聞いて、
ピン!と来る方は


かなりの
演歌通

それなりに
お年寄り

老人ホームで仕事でもしていた人だろう。






私の場合、最後の
「老人ホーム」に勤務経験があり

この名前に無意識に
「クロスケ・レーダー」が反応した


早速、案内の示す
田んぼの中にある場所に行ってみると・・・

これまた、
妙な看板が・・・


こ・・・これは ( ̄o ̄;)



昭和の歌謡史に名を轟かせた


【 
春日八郎 】の代表曲

別れの一本杉
ではないか!

そんな、一本杉の脇には・・・

子授け北向き地蔵

大きな地蔵でもないが・・・そもそも、北に向いている地蔵は、珍しい

思わぬところで、レアな石仏をゲットしたが・・・


それ以上に、この地蔵さんは・・・


『別れの一本杉』の歌詞に出てくる・・・

「石の地蔵さん」だ!



一本杉〜の〜♪
石の〜地蔵さんの〜よ〜♪
村は〜ず〜れ〜♪



昭和の代表曲で、当時田舎をあとに都会に仕事を求めてやってきた人たちの
心を振るわせた名曲。老人ホームでの勤務時代に年寄りに頼まれてこの曲を
年中流していたこともあったので、耳に残っていたフレーズだった。




隣を見ると・・・

春日八郎記念公園と、書かれた看板

その奥には、公民館かと思ったら・・・

へんな、看板もついてる・・・(-""-;)ナンジャコレ?



『道の駅』ならぬ『うたの駅』


『まちの駅』
と言う、地方シリーズが、この辺にはある様子だ・・・




で、もって・・・その建物の名前は・・・

春日八郎おもいで館



肩書きがたくさんある建物だ・・・



早速、お邪魔してみると・・・

お〜〜!こりゃ、スゲーや!

春日八郎コレクション
のオンパレード

怒派手な、
ピンクのスーツもあるぞ!


ピンクのスーツは、林家ペー師匠が、元祖じゃなかったのか( ̄o ̄;)ナント!


等身大春日八郎パネルと一緒に・・・

春日八郎のカラオケが歌えるステージまである・・・(^_^;)


これが
『うたの駅』の根拠か( ̄o ̄;)ボソッ


それにしても福島の田舎で、こんな施設があるとは思わなかった・・・


でも、大仏訪問記じゃないな〜(^_^;)タハハ




と、そんなことを思いながら、なぜこんな田舎のど真ん中に春日八郎の記念館があるのか?




受付の人に聞いてみた・・・
(この先、会話 
赤=受付 黄=クロスケ

受付の人も
理由を知らずに、ここへ来我々に驚いてはいたが・・・



『春日八郎さんは、この町の出身なんですよ』

「あ!そうなんですか、どうりで・・・いきなり、田んぼの中に記念館が現れたからビックリしましたよ」

『ここまで、車で来たんですか?』

「ハイ、千葉から車で・・・」

『あ〜どうりで、駅からくれば駅前に、
春日八郎の歌う像があったから、わかるんですけどね』

「へぇ〜駅前に・・・像?」

エ!( ̄o ̄;)ナニ
〜? 



「おばちゃん・・・今・・・なんて言いました?」



『あ!
歌う像 見てないならすぐに行ったほうがいいよ!5時(17時)までだから』

「5時って・・なにが?」

『坂下の駅前に、春日八郎の銅像があるから、そこの前に立つと
銅像【赤いランプの終列車】を歌ってくれるよ』

なんと〜! ヽ(`0´)ノ



それは行かなくては!




時間は、16時45分!


「おばちゃん!駅ってどっちですか〜?」


『あそこに見えるよ!あれが駅だよ、車なら5分かからないから
すぐに行ってみな、2回ぐらい聴けるよ』


「ありがとう〜!」





と、言うことで・・・






車で5分と言うと、けっこうな距離があるのだが・・・そこまで1本道で、特に交差点も無い農道を
タヌキと耕運機に気をつけながら、爆走SDドライブしていくと・・・(SD=
セーフティー・ドライブ



駅、発見〜!ヽ(`0´)ノウォ〜間に合った!

絵に描いたような・・・
田舎の駅登場


そして・・・駅前の公園には・・・

いらっしゃいました〜!

春日八郎像


サイズは
等身大かな?実物大かもしれない


後ろのベンチで、座っている高校生が・・・不思議そうに見てるけど(^_^;)


場所は、こんな感じ

駅前の一等地です

そして、春日八郎像の脇を見ると・・・

なにやら、怪しい
センサーが・・・

それでは、正面に立って見ましょう・・・・


すると・・・・


白い〜夜霧の〜♪
灯りに〜 濡れ〜て〜〜〜♪

【 ↓ 動画 ↓ 】




音楽が流れ、春日八郎が歌う【赤いランプの終列車】が、静かな駅前に流れ始めた・・・

銅像が、口をパクパクさせて、歌ってくれるわけじゃないのか・・・(^_^;)



ある程度、観光客が多ければ、
歌いっぱなしかも知れないけど・・・

私たち以外にには、だれも人がいなかったので・・・5時までのわずかな時間に

2回も春日八郎像に、歌っていただいちゃいました(^_^;)


 情報
最寄駅  JR只見線 会津坂下駅の周辺
駐車場  有り(無料)
拝観料  無料
その他  
春日八郎おもいで館・http://www.kasugaomoidekan.jp/
会津といえば、ベコ!
ベコベコベコ赤べこ公園




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