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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

ぶらり、日帰り房総巡礼の旅 その7

「 石像釈迦入来立像 」訪問     千葉県 茂原市

ぶらりとまわった房総半島も南房総から太平洋岸を北上して、茂原までやってきた。


茂原は、「ガス」や「ヨード」と言った天然地下資源が豊富な街で、戦時中は
軍の飛行場があったり、いまだ当時の掩体壕
(エンタイゴウ)が残る歴史的な街でもある。


そんな、街の変化を見つめてきた「茂原寺」に大仏があるというので伺ってみた

市街地からちょいと内陸に入った場所に、和風チックな門と舗装された参道が現れた

車でくぐれる寺門も珍しいのだが・・・こちらは「総門」と呼ばれる寺の入口のようだ・・・






その先に現れたのは・・・・




どっひゃ〜 ヽ(・◇・´)ノ !

巨大な山門 【 戒壇塚 】が、現れた!



ここは、
龍宮城か? (^_^;)



多宝塔式の山門で、高さは25メートル

茂原市のシンボル的存在らしい・・・



イヤ〜 これは、立派 (`・ω・´)ノ"


で・・・山門に掲げられた文字を読むと・・・

【 藻 原 山 】


(´・ω・`) アレ


現在は
【茂原】と書くけど、元々「もばら」の「もの字」は「藻」という字を使っていたのか・・・


確かに、藻は海の海草で、いかにも
外房千葉らしい文字だよね〜。



と言うことで・・・今まで
「茂原寺」と書いておりましたが・・・


【 藻原寺 】


が、正式らしいです。



そんな、巨大な塔のてっぺんには・・・

デザイン化された・・・避雷針 (^_^;)


門の前に立っていては、大仏さんには逢えないので、先に進もう



門の中には、これまた立派な「金剛力士像」

目が 「(◎o◎)」 こんな感じだけど・・・

それ以上に・・・・

指が、
あらぬ方向反ってますけど・・・( ̄o ̄;)ボソッ



まあ〜それだけ、迫力があるということか・・・


それにしても、デカイ山門だ・・・

右下の人と比べてもらえば、わかるけど・・・すっごく大きいでしょ( ̄o ̄;)ボソッ

さて、本堂・・・

まずは、参拝

(。-人-。) ナムナム〜




ここで・・・横を見ると・・・

木々の中に、下半身が!


と、言うことで、あっさりご対面の立像さん

石仏の丈六立像は、珍しいな〜

お顔もメリハリが利いて、とっても綺麗

ただ・・・なんとなく、体と比べると、綺麗過ぎる気もするが・・・


それ以上に、この大仏さんは・・・


つ・・・つなぎ目が・・・(^_^;)

かなり、くっきりと見えている

木造では、寄木と呼ぶ「木を合せて作る技法」があるが、礎石の場合も基本は同じ
でも、屋外の場合どうしても劣化が進むので、こうなっちゃうかな〜?


地元教育委員会・お墨付きの解説版を読んで見ると

合掌印の大仏は、日暮里の天王寺大仏以来だな〜

ちなみに、大きさはこんな感じ・・・

けっこう、デカイでしょ


ちなみに、この寸法が
大仏の定義である「立ち上がった時に4,8mある丈六仏」のサイズで
このサイズより小さいものは大仏と呼ばず、
このサイズを超える仏像が大仏と呼ばれる


だから、巨大な物だけを、大仏と呼ぶわけではないのだ (^_^;)


次に、奥の方にも像が見えたので行って見ると・・・

鮮やかな鐘楼の前に綺麗な観音像が建っていた

子育て観音

少子高齢化の現代に、ありがたい観音様だが・・・

羽衣を左手で束ねている不思議な形だが・・・

お〜! ここに ミクロ如来が!


これは、見たこと無いな〜( ̄o ̄;)ボソッ




なが〜〜〜い、日帰り巡礼もこの辺にして・・・今回は、帰りましょう(*^▽^*)/


 
情報
最寄駅  JR茂原駅
駐車場  有り(無料)
拝観料  なし
所在地  千葉県茂原市
その他  




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