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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
静岡大仏巡礼 15
「 宗心寺 閻魔堂 」訪問 静岡県 富士宮市
さて、静岡大仏巡礼は「焼きソバ」で有名な、富士宮市へとやってきた。
富士宮に来た理由は、閻魔大王を始めとする「十王」が祭られた閻魔堂が
宗心寺にあると聞いてやってきたのだ。
宗心寺は、落ち着いた風合いのある寺だが・・・
山門となる部分に、ステンレスのアーチがかかる
モダンデザインを取り込む、なんとも私好みの寺だった(*^-^*)
駐車場の向かいには「富士美映堂」という綺麗なお堂
何があるんだろう?と思ったが、位牌が並ぶ感じのお堂だった~(=^‥^A
アセアセ・・・
さて、まずは本堂で、お参り
(。-人-。) ナムナム・・・変わり者がやってきました。
お参りが終わったら、今一度門の方へ戻り
東側の子育観音を見て・・・
向かい側にある・・・
こちらが、お目当ての閻魔堂〜!
リッパな、閻魔堂だ (*^-^*)
しかし・・・扉が、閉まってる・・・ (T▽T) シクシクシク
中を覗くと、ある程度の広さもあって、人が出入りされている形跡もあるので
ダメもとで、本堂脇の母屋の方へ声をかけてみると・・・
住職さんは、留守だったが奥様がいらっしゃり、千葉から閻魔様を拝見に来たことや
数々の大仏を訪問してきていることを伝えて、是非ご無礼の無い形で拝観を頼んでみると・・・
快く、拝観を承諾してくれたのだ (*^-^*)
そんなわけで・・・早速閻魔堂へと足を運ぶと・・・
ジャ〜〜ン
閻魔様御一行
大きさは、50cmほどの像だが、色もしっかりしていて、リッパな像
多少ホコリはかぶっているが、良く管理されているリッパな閻魔像なのだ!
天井を見上げると・・・
これまた、一枚一枚手書きの、質素だが味のある天井板がはめ込まれている
そして、何より・・・
十王様が、勢ぞろいなのだ〜
コレは、見事!
閻魔様の両脇には、善童子と悪童子もいらっしゃる
閻魔様以外、一見すると同じに見える像だが、衣装や持物が微妙に違う
閻魔様を中心に
右手に4人
左手に4人
あれ・・・(´・ω・`) ?
左右4人で、閻魔様もあわせて・・・9人
十王と呼ばれる方々は、冥土の裁判官で・・・・
秦広王(しんこうおう)
初江王(しょこうおう)
宋帝王(そうていおう)
五官王(ごかんおう)
閻魔王(えんまおう)
変成王(へんじょうおう)
泰山王(たいざんおう)
平等王(びょうどうおう)
都市王(としおう)
道転輪王(ごどうてんりんおう)
以上の10名様なのだが・・・
お一人、いらっしゃいませんけど ?
出張中か、有休消化中かな?
まあ〜いいか、コレだけ見事な像を間近で見られるなんてことは、そうめったにないし・・・
お寺の奥様にも聞いてみたのだが、こっちの方はさほど詳しくは無いようだ。
閻魔堂の右手にかかる掛け軸は、極楽と地獄を描いた掛け軸
見事な、地獄絵も描かれていた
その後、お寺の奥様からも色々とお話をしていただき、我々も今までの訪問で見てきた像や寺などの
話も弾み、閻魔様他冥土の裁判官の皆様の前で、2時近く寺談義に花が咲くのであった・・・~(=^‥^A
ふと、見ると・・・
あはは・・・長居しちゃって、すみません (^_^;)
十王さんも、変わり者が来たな〜みたいな目で、見ているような?
大きな像ではないが、非常に良くできた像で
冥土裁判所・富士宮支所は、こちらでした。
※ 注意 ※
通常、こちらの閻魔堂内は、しまっていて立入りができません。
お寺の方々と、打ち解けて納得していただけるお話ができれば
拝観も可能かと思われますが、お寺にムリは言わないでくださいね。
特にここは、閻魔様並びに十王様が見ていらっしゃります。
何かあって、地獄に落ちても自己責任で・・・(^_^;)
情報 最寄駅 JR身延線 富士宮駅 駐車場 有り 拝観料 なし 所在地 静岡県富士宮市 その他 通常外からの拝観のみです。 |
次は、驚きの十一面観音 みんなこっち・・・・?! |