雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
静岡大仏巡礼 １１
「 妙祥寺 日蓮像 」訪問 静岡県 富士市
静岡大仏巡礼も２桁に突入し、霊峰富士の裾野「富士市」へとやってきた。
富士市にある「妙祥寺」というお寺にも大きな像があるという情報を聞き訪問することにした。
妙祥寺につくと、そこは小さな橋を渡った先にあるリッパな寺だった
それにしても、富士市といえば、「富士山」だが・・・
振り向けば・・・
ちょっと、ガスっているとはいえ、巨大な霊峰富士が広がるヤッパスゴイ街である。
さて、そんなスゴイ街の寺に立つ巨像とは・・・
早速、境内に足を運ぶと・・・
いきなり、いらっしゃいました〜＼（＾０＾）／
デカイ！かなり大きな「日蓮さん」の像
台座に乗っているが、像そのものもかなりの大きさだ
高さは、台座を含んで６ｍほど有るだろうか？
衣類の表現や体の線など、非常に良くできている
色が、青銅特有の色合いなので青銅製だろう
全体的に、何とも言えないやわらかいつくり
特に顔は・・・
スゴイ・・・リアル
今にも、しゃべりだしそうな感じだ・・・
しかし・・・この像・・・・
どこかで、お会いした気がする？
もちろん、日蓮さんが生きているときにあったことはないので
この像自体、どこかで見たような気がしてならない・・・
台座には、奉納者や記念の書き込みはあれど・・・
作者の名前は、刻まれていない。
訪問後の話になるが、写真を見た知人の「まんじまるさん」さんから
「仏師・高村光雲」の作品じゃないか？という話をもらったのだが・・・
あ！そうだ・・・ (･∀･)b
日蓮さんのこの表情、以前千葉の寺で見た
高村光雲作の日蓮像と瓜二つなのだ！
高村光雲といえば、東京・上野の西郷さんの像を作った人だ。
なんとなく・・・
この日蓮さんの雰囲気は、西郷さんの雰囲気に似ている気がする
眉毛あたりの作風は、そっくりといえば、そっくりである。
さて、上野の西郷さんは、東京のめまぐるしい発展を見下ろしてきたが・・・
こちらの日蓮さんの周りは、さほど大きな変化はなさそうである。
それでも・・・
デッカイ電波塔が立ちゃったけど・・・