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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
続・東京大仏巡礼 その7(ラスト!)
「 円通寺 大観音 」訪問 東京都 荒川区
東京都荒川区南千住
下町を絵に描いたような、人情あふれるこの町を貫く国道4号線沿線に円通寺というお寺があり
大きな金の大観音があると聞いたので、行ってみる事にした。
円通寺の正面につくと・・・あれ? (´・ω・`)
なぜか、参道正面はフェンスでふさがれて、ガードレールもがっちりカード?
まあ〜大仏訪問には、サプライズはつき物!
左側の新たな入口から、先へ進むと・・・・
いきなり、いらっしゃいました!
大観音! (>w< )
それも、かなり高いところに・・・・
何はともあれ、まずはふさがれてしまっている旧入口と思われる場所から進んでみよう。
この場所には、狛犬もいらっしゃいます。
ふと、腹の下を覗くと・・・
ヌォ〜!リッパな、ナニが!
そうなると・・・反対側にいらっしゃるのは・・・メス?
不届きな、好奇心の元・・・
ちょっと、失礼いたします(´・ω・`)
・・・・こちらは、目だったシンボルは、ありませんでした。(*^-^*)
そんな、おバカな参拝をしていると・・・
おっしゃるとおりです。(>_<)スミマセン!
さて、こちらの円通寺は百観音を建立している由緒あるお寺
当然、大観音以外にも多くの史跡や碑が多く建立されているようだ。
さて、大観音はと言うと・・・
屋上聖観音像 全長12m とある。
都内で、12mの金色大観音は、最大クラスと言っていいだろう。
さて、改めて本堂へ進みましょう!
茂った、イチョウのの向こうに・・・見えてきた!
屋上に、金色の大観音を乗せた本堂登場!
ス・・・スゲ〜 !
とっても、未来チックな感じがする多層本堂の上に、特徴的な大観音が乗っている!
正面に来ると、より迫力と言うか、大きさが感じられる!
遠目に見ると、2次元的に見えた大観音も非常にリアルなつくりだ。
とにもかくにも・・・まずは、階段下部分にある正面で、ご挨拶を兼ねてお参り
(。-人-。) ナムナム
お邪魔いたします・・・世界平和・・・などなど・・・
それにしても、この形は斬新だ。
本堂自体が「アクアライン・うみほたるPA」のような多層構造で、それをつなぐ階段もシンメトリー
何より気になるのが、大観音の光背ともいえる塔から広がる・・・
バルコニー!
見た感じ、普段使うような物ではないのは、わかるのだが・・・
バルコニーに、こんなデザイナーズ・スタイル要素があるなんて、気がつかなかった・・・
本堂の奥にもお邪魔しようと、思ったのだが・・・
やめとこう。(´・ω・`)
決して、見物ではなく「参拝の心」はあるのだが、やはり疚しい部分が無いとは言い切れない。
こういう場合、決して無理なことは望まないのが、大仏参拝の心得でも有る。
さて、境内に目を向けると・・・
教育委員会お墨付きの解説版も有り、上野寛永寺の黒門や彰義隊士の墓などもある
正直、江戸時代の歴史は詳しくは無いので、読んでいてわからない自分が恥ずかしい・・・(`-ω-´)トホホ
また、勉強してきます ∠(`・ω・´)敬礼
さて、最後に訪れた「円通寺」と言う寺だが、40代以上の方には聞き覚えがある寺かも知れない。
ここ円通寺の境内(墓地)が、1963年3月に起こった「吉展ちゃん事件」の遺体発見現場なのだ。
この事件のことを、最近は知らない人も多いかもしれないが、この事件は「昭和史に残る大事件」
身代金目的の児童誘拐殺害事件として、当時多くの国民の心に刻まれた事件なのだ。
ここで、事件のことを詳しく語ることは、やめておこう。
知りたい方は、検索すればたくさんの情報が得られると思う。
そして、この寺には、大観音のほかに「よしのぶ地蔵」と言う像がある
誘拐殺害された、よしのぶちゃん(4才)の供養の為建立されたものである。
訪れたときは、ここでも手を合わせてほしい。
帰りがけに、改めて見聞を広め、またの訪問を誓いながら振り向くと・・・
観音様が、手を振っているように見えたのだった・・・。
ここ円通寺の大観音まで回って、「続・東京大仏巡礼」は、一旦区切りとなる。
首都・東京
経済、ファンション、流行・・・・すべてにおいて、日本の中心と言えるこの大都会に
多くの大仏が、大きな体でひっそりと鎮座している。
3ヶ月も見ないと、道がわからなくなる位、めまぐるしく変化する東京も、それは人目線であり
長きに渡り、町の変貌を見てきた大仏からすると、それほどたいしたことは無いのかもしれない。
時代を見据えてきて、これからもず〜〜と見守ってくれている、多くの大仏さんが東京にはいるのだ。
情報 最寄駅 常磐線 南千住駅 駐車場 有り(少数) 拝観料 無し 所在地 東京都荒川区南千住1-59-11 その他 マップリンク Google マップへリンク |