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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

続・東京大仏巡礼  その2

「 護国寺大仏 」訪問     東京都 文京区


護国寺
(ごこくじ)

都内で、車を運転する人や、交通情報を聞かれる方なら、聞き覚えのある寺かもしれない。


この寺の近くに、首都高速が通っていて、その名も「護国寺インター」と言う名前の
インターチェンジがあるのだが、その場所は首都高の渋滞のメッカなのだ。


そんな、都心の有名な寺に
大仏があるというので、行ってみる事にした。



護国寺は都内でも有数の規模を誇る寺で、入口からリッパだった!

仁王門も参道もお見事(>w< )


正面には金剛力士像が立ち、裏側には・・・

とっても、リズミカルな広目天

反対側には、りりしい
増長天

ここまで、動きに
リアリティ〜がある二天像も珍しいのだが・・・


足元で、踏みつけられている
邪気は、たまったもんじゃなさそうだ・・・

顔面。踏まれてますよ・・・( ̄o ̄;)ボソッ

こちらは、頭頂部直撃!  (。-人-。)ナムナム

良く見ると、邪気は
指が2本なんですね・・・

さて、仁王門の先に案内図があったので、大仏の場所を確認しておこう・・・

あ・・・あれ (´・ω・`)


大仏の場所・・・書いてないやん (-""-;)




まいったな〜〜、確かに
護国寺に大仏があるという情報だったのに・・・

もっとも、大仏は「秘仏」と違って、
逃げも隠れもできないから、近くに行けば必ず見つかるはず。



そう!大仏は、いつまでも・・・

いつでも、そこで待っていてくれるのだ。




とりあえず、先に進んでみるか・・・


仁王門の次は、
階段の途中で、見た感じ危なっかしいような場所に建つ・・

「不老門」

大きな看板が、コレでもか〜!と、掲げられていた。

不老・・・(。-人-。)アリガタヤ・・・アリガタヤ・・・


不老門から、振り向くと・・・

いかに、
護国寺周辺に緑が多いかが伺える。

門の周辺には、リッパな地蔵尊

結構な大きさだが、護国寺自体のスケールが大きいので、さほど大きさは感じない。

多少、特有のサビがでているが、それこそワビサビといった雰囲気

気になるのは、
右手に持っている「杓杖(杖)」だけが・・・鉄サビなんですけど(-""-;)


その先には、金剛力士像がなぜか1体だけおわす!

サツキに彩られて、なんとなくかわいらしい感じ。

地蔵さんからも、近い場所にいらっしゃいます。

う〜〜〜ん (-""-;)

ここが、首都高の出口の近くだとは、思えない
古都な雰囲気じゃ


その先には・・・・


巨大な本堂(観音堂)の登場〜!

真正面に・・・車止めが


なにも、そんな真ん中に・・・( ̄o ̄;)ボソッ





改めて、ステンレス車止の先で、もう一度・・・

ジャ〜〜ン

とても、リッパなお堂が現れた。


左手には、一際高い「多宝塔」

見事な、四角と丸の組み合わせ!




そして、右手を見ると・・・・



ド〜〜ン ヽ(`0´)ノ


大仏様の登場〜ヽ(`0´)ノ


・・・頭が、ちょっと大きいような・・・?



写真で見るより現地では、違和感はないのだが
頭の幅が広い気がするが、気のせいだろう・・・。


リッパな台座に乗って参道を見下ろす大仏様

隣に座る
おばちゃんも、あんれま〜見たいな表情で見上げている。


お顔の方は・・・

見事なお髭と、ふくよかな頬

季節的にも
サツキが咲き誇り見事な「和のオ〜ラ」を振りまいている。

見た感じ、阿弥陀如来のようだが、案内図同様細かな説明などはまったくなかった。

さて、遅ればせながら・・・本堂へ行ってお参りお参り~(=^‥^A アセアセ・・・

(。-人-。) ナムナム

世界人類が平和でありますように・・・
ガソリンが
もう少し安くなりますように・・・


さて、大仏様は拝めたし、本堂でお参りも済んだのだが
護国寺には、他にもたくさんの建物があるので、拝見させていただきましょう。

こちらは、大師堂

なんか、めっちゃ味がある雰囲気。
洋物なんか入り込む余地はないね。


お堂の周りには、色々と建立された方々が、そろっております。

いくつか、紹介すると・・・


目についたのは、
一言地蔵

一言、お願いすれば良いのかな?

え〜〜と、一言・・・か・・・

日本中の大仏を、
制覇できますように (。-人-。)

お地蔵さんは、なんとなく「如来風」のバランス



他にも、羅漢像や石仏さんも、多数いらっしゃいますが・・・

あ!こちらの方は・・・もしかして「魚濫観音」


手にしている
カゴを覗くと、中にはタイが!

いまどき、都内で
買い物カゴを持ち歩いてる方なんて、
「魚濫観音さん」か「サザエさん」位だから、すぐにわかったぞ〜(*^-^*)



ちなみに、配置的には
大仏さんの裏側になる。

弘法大師なめ〜の、地蔵さん経由、大仏さん


まさに、
プチ聖地!


こんな、
夢のようなショットが、簡単に都内で撮れるんだからお寺は面白い!


その先には、針供養塚

最近は、裁縫をする人も減ってきているが、針供養の心って、職人の基本の心得だよね〜。

本堂脇に回ってみると、めっちゃ
味わいのあるお堂

この建物は薬師堂

護国寺のホームページによると・・・

大正15年の火災で、旧大師堂が焼けて、旧薬師堂を移して現大師堂とし、
旧一切経堂を、移築して現在の薬師堂とした。建造は元禄4年(1691)で、
擬宝珠や石灯籠に「一切経蔵、元禄4年」の銘が刻まれていることからも
旧一切経堂を移築したものであることがわかる。


なんだか、複雑ないきさつがあるが、元禄4年に作られたお堂らしい。


元禄4年って・・・1691年・・・・(◎o◎)え!


320年ぐらい前の建物かいな!


ヤッパリ、日本に住むなら日本建築が、一番やな〜。


その脇にあった石碑には・・・

ゾウさん・・・・?



その名も・・・

像 供 養



ゾウさんの供養塔って・・・なんだろう?



奉納者は・・・


東京象牙美術工芸組合


あ〜象牙(キバ)の加工組合さんですか・・・納得(。-人-。)


本堂裏手に回ると、真新しい納骨堂と観音像が建っていた。

最近のものだろうか?

足元の石段は
工事中だった。


観音像は、ちょっと
ぽっちゃり系のふくよかな感じ

銅独特の深みのあるブロンズ色だ



しか〜し!



観音様のバックには・・・






サンシャイン60


すぐそこは、池袋なの忘れてた・・・( ̄o ̄;)ボソッ


 
情報
最寄駅  地下鉄・有楽町線 護国寺駅
駐車場  有り(境内に数台分)
拝観料  無料
所在地  東京都文京区大塚5-40-1
その他  
マップリンク  
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