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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

続・東京大仏巡礼  その1

「 神楽坂大仏 」訪問     東京都 新宿区


今年の初めに
「東京大仏巡礼」を行ったのに・・・
もう、続編 ?(・ω・)?
そう思われる方も、多いと思うのだが、正直東京には・・・


大仏が多い〜 (・∀・)b


と言う事で、あっという間の
続編

【続・東京大仏巡礼】スタ〜ト!


「神楽坂
(かぐらざか)

JR飯田橋の駅からのびる早稲田通り。この坂道を神楽坂通りと呼び
最近は、
ファッショナブルな街としても、成長している街でありながら、
一歩路地に入ると、普通の民家や中学校があったりと、東京を
凝縮したような街だ。

そんな、神楽坂の中心ともいえる
「神楽坂上」の交差点

平日でも、人通りは激しく・・・

主婦や、親子連れ、若者、おっさん・・・

千葉の田舎者から見れば、皆
ファッショナブルに感じる昼下がりのひと時。

こんな場所に、迷彩作業服着て軽貨物車で来るのは、私ぐらいじゃないのか?


ある意味・・・
とれんでぃ〜で、いいかもしれない。



そんな、たくさんの人々が行きかう交差点の・・・



角〜〜! ヽ(`0´)ノ

こんな場所に・・・実は、
見事な大仏があるのだ〜!


知ってた・・・? (´・ω・`)


実は、私もはじめ聞いた時には、信じられなかったが・・・



何はともあれ、
神楽坂の大仏さんに会いに行ってみることにした。

寺の名は、「安養寺」


境内に一歩はいると、そこは
オ〜ラバリバリの世界。

苔むした地蔵さんや水鉢が、バックの高層マンションに映えるな〜。


まずは、本堂でご挨拶を兼ねてお参り

ナムナム・・・(。-人-。)・・・ナムナム

千葉から来た、田舎者でございいます。

本日は、晴天なり・・・お邪魔いたします。

お堂には、「観喜天」の文字

天井画が素敵な綺麗なお堂であったが・・・・

大仏様、いらっしゃいませ〜〜ん (T▽T)


いったい、どこへ行ったやら?


辺りを見回すと・・・・

キョロキョロo(・_・= ・_・)oキョロキョロ

あ!なんか・・・書いてある?


安奉ご来

あんほう ご らいにょ しやく ぶつだい・・・?




はぁ〜〜〜?(・ω・)?なんのこっちゃ




あ!
から読むのか・・・( ̄▽ ̄)ゞ


大仏薬師如来ご奉安


・・・・(◎o◎)!な・・・なんと!


薬師如来大仏ではないか! ヽ(`0´)ノ


早速、矢印の示す先へ進んでみると・・・

本堂奥の建物の2階へと進んで・・・

右手を見ると・・・

ガラス戸のお堂が見えてきた・・・



ガラス越しに中を覗くと・・・・



ド〜〜ン!(>w< )

黄金の大仏様が、いらっしゃる!


コ・・・コレはスゴイ!


東京都内、それも神楽坂に
「黄金の大仏」がいるなって、まったくノーチェックだった。



あまりにもスゴイ大仏!ガラス越しで拝むだけでは非常に残念・・・


と、言う事で・・・一度寺務所へ戻り、お寺の方に訳を話して見ると、
快く取材に応じていただけて中へと通していただけることとなった。


最近は、お寺さんや大仏さんにお会いする気合が違うクロスケであった。


まずは、大仏様の正面に座り、合掌 (。-人-。)ナムナム

目の前に座ると・・・
すごい迫力!


その後、お寺の方(奥様?)と雑談をしていたのだが・・・盛り上がっちゃって・・・・


全国
200箇所以上の大仏めぐりをしてきた旅話や各地の大仏の特徴など話をしていると
奥様の出身の滋賀県のお寺の話になり、偶然我々もその寺にも行ったことがあり
そのあたりの思い出話で盛り上がること2時間・・・・



打ち解ける・・・というより、昔からの知り合いのような状況になっちゃった。 σ(^-^;)



最終的に、大仏様の足元まで進んで撮影させてほしいなど、わがままもダメもとで聞いてみると・・・
色々とお話をしてくれたので。OK!と、特別許可までいただけちゃった!



と言う事で・・・こちらが、神楽坂にいらっしゃいます
「薬師如来様」です。

全身は金箔で覆われているが、
きらびやかな金では無く、

つや消し風の輝


シックな輝き
と言う言葉が、ぴったりな優雅な金色だ・・・

光背も金であるが、掃除が行き届き、ホコリひとつないのはうれしい限り!


こちらの大仏さんは、本尊の薬師如来。
丈六坐像金銅仏。空襲でお寺が全焼してしまったが、顔、薬壷、手首は奇跡的に残り、
それを使って、京都の大仏師によって、約30年前に復元された薬師如来大仏なのだ。
(お寺の方のお話による)


手元には、戦火を掻い潜って来た
トレード・マークの「薬壷(やっこぅ)」

これが、今まで見てきた薬師如来の中では、
非常に大きくフタや布まで見事に金。

丈六仏なので、薬壷自体の大きさはそれほど大きくないが、
像との比率で言えば
極端に大きいと思えるぐらいの大きさとリアルな作り。


まさか、神楽坂のど真ん中にコレほど大きな大仏が鎮座し

それも
金箔の大仏さんがおわすとは、思わなかった・・・。


帰り際に、飾られた観音画を見ると・・・

なんか・・・
が・・・だな・・・?


よ〜〜〜く見ると・・・・


(◎o◎) おぉ〜〜〜!

この観音画、すべて
観音経の文字で描いてある!


さすが、スゴイ物が凝縮された街「神楽坂」

お堂の中も、スゴイ物がいっぱいだった!


情報
最寄駅  大江戸線・牛込神楽坂駅 東西線・神楽坂 JR・飯田橋
駐車場  なし(最寄の有料パーキングを探してね。結構あります)
拝観料  なし
所在地  東京都新宿区神楽坂6-2
その他  お堂内部への立入りは、お寺の方に要相談の上許可を得てください。
      拝観できない場合がありますので、
その場合は、素直にあきらめてください。
マップリンク  
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