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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
埼玉大仏巡礼 その6
「 吉見観音 吉見大仏 」訪問 埼玉県 比企郡吉見町
熊谷から、吉見百穴で有名な「吉見」へとやってきた。
『吉見百穴』は、山の斜面に小さな古墳時代の横穴が無数に掘られている遺跡で
全国的にも、有名なのだが、「ヨシミヒャッケツ」と読む人がおいらしいが、正式には
『ヨシミ ヒャクアナ』が、正しいらしい。
さて、今回は大仏訪問なので、吉見百穴はここまで・・・
目的地は、吉見観音と呼ばれる「安楽寺」
わりかし有名な寺で、県や町指定の文化財なども多くある。
そこに、大仏もいらっしゃるらしいのだ。
早速、参道を進んでみよう
真っ赤な仁王像が並ぶ、立派な仁王門をくぐると・・・
お〜〜〜!早速見えてきたではないか!
でも、ちょっと・・・小さいな(´・ω・`)
大仏があると、聞いてきたのでSサイズにショック・・・と、思いながらも
境内に進むと・・・
登場━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
右隣に、もっと大きな、仏像登場!
大仏さんじゃ〜
ウハウハ 〜(^^〜) (〜^^)〜 ウハウハ
来て良かった (*^-^*)
さて、仲良く2体ならんだ、仏像さんですが、右手の大きな像は丈六仏と呼ばれる
標準サイズの大仏だろう。
詳しい解説が、どこにも無いので見た感じだが「阿弥陀如来」のようだ。
もっとも、印(手の形)など、バリエーションが多い阿弥陀如来なので、判断しづらい・・・
姿もなかなかの美男子。背中の光背も立派!
後ろに回ると・・・あれ?
赤いサビ・・・?
通常銅がさびると「緑」が出るが、赤いサビが出ている場所があるので、
何度か手直しがされ、鉄が使われているようだ。
腰の辺りには、サロンパス・・・じゃなくって、点検口?
コーキングで覆ってあるが、この部分だけ素材が新しいので
何度も修復の手が入っているようで、大切にされているんだろう。
台座には、建立や修復に携わった人の名前がぎっしりだが・・・
う〜〜〜ん、肝心の建立時期などが、わからん(´・ω・`)
まあ〜いいか (*^-^*)
お顔はと言うと・・・
けっこうイケメンじゃないか!
後ろの光背の大きさも、バランスもいいね〜。
意外と、屋外の大仏で光背までしっかりとあるのは、珍しいからね。
そうそう、お隣にお地蔵さんもいらっしゃる
こちらは、右手に持っていた錫杖(シャクジョウ・鉄の杖)がなくなっちゃったみたいだ。
隣の如来像(大仏)は、一見すると何如来か、わかりづらいけどお地蔵さんの見分け方は簡単。
何しろ、坊主頭で僧侶(お坊さん)の格好を、している菩薩さんは「地蔵菩薩」だけだからね。
如来や菩薩は知らなくても、お地蔵さんを知らない人はいない位、親しまれた仏像。
よく見ると、台座のしたのボコボコしたデザインが面白い地蔵さんだ。
さて、大仏を先に訪問してしまったが、本堂へ進んでおまいりしておこう。
お〜〜!立派な本堂だ!
早速、お参りを・・・(。-人-。)ナムナム
さて、周りには御札だらけの「太子堂」もある
御札なんかも、ちょっと考えないと最近はすごい状況の場所があるな〜。
さて、その奥には
三重の塔
コレは、リッパ!
もともとは、赤い色があったようだが、うまい具合にくすんでます。
さて、そろそろ終わりかな〜?思っていると、寺の裏側に・・・
『八起地蔵尊案内』
と、書かれた石盤が、たっていた。
コレほどまでに、リッパな案内があるのだから、さぞかし素敵な地蔵さんだろうと思い
案内板のお言葉に甘えて、進んでみると・・・
・・・・普通のお地蔵さんでした。
後ろにある「光背風の彫刻」がリッパだけど、像は最近の物らしい。
ただ・・・手にしているのが・・・
一瞬、シャネルを思い浮かべるような、和の字物であった。
帰りがけに、先ほど見た『八起地蔵尊案内』の石板の裏側が見えたのだが・・・
な・・なんだ?
暴走族が落書きでも、したんか ヽ(`0´)ノ
いったい、こんな場所に誰が・・・と思いきや・・・
よく見ると、文字らしく・・・
それも、英語っぽい・・・(´・ω・`)ナンデ?
写真を、右に倒してみると・・・・
I ・ I ・ L
DC/10
TOKYO
ハァ〜? (゜_。)あんだすた〜〜ん?
これって、もしかして・・・輸入の時に書かれた記号とちゃうん?
「I・I・L」は、上半分がかけているので何とも言えないのだが
下の『 DC/10 』って
黒御影石とも呼ばれる「閃緑岩(ゼンリョクガン・Diorite)の『D』
「粗粒」を意味する(Coarse-grained)の『C』で『DC』なのかな?
あくまでも、推測だが・・・できれば、こういったペイント文字がある場合、
石の加工時に消してほしいんですけど・・・(´・ω・`)ある意味レアだね。
この寺は、本堂や仁王門、三重塔など文化財指定が多いが、
残念ながら、大仏さん達は、無指定のようだ。
なんとなく・・・地蔵さんと大仏さんが・・・・
そう言ったか、どうかはわかりませんが・・・がんばって!
目指せ!重要文化財!
情報 最寄駅 東武東上線東松山駅から東武バス(正直公共機関は遠いです) 駐車場 あり(無料) 拝観料 無し 所在地 比企郡吉見町御所374 その他 公共機関は無いに等しいので、マイカー又はタクシーか根性で・・・ マップリンク Google マップへリンク |
埼玉大仏巡礼 7 ニューフェイス・所沢大観音 |