トップページに戻る 大仏訪問記へ戻る
雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。
埼玉大仏巡礼 その5
「 平戸の大仏 」訪問 埼玉県 熊谷市
埼玉県大仏巡礼5ヶ所目は、秩父から熊谷へやってきた。
熊谷は、上越新幹線の停車駅であり、駅前はそれなりの規模の町があるのだが
駅から、車で10分も進むと、のどかな農村地帯と、そこに増殖する新興住宅地の
入り乱れた地区が出てきた。
そんな、現在都会進行形の町の一角に、「源宗寺」という小さな寺がある
グーグルで調べた地図を持っていたのだが・・・これが、見つからなかった。
近所をウロウロすること、20分、やっと見つけられた小さな寺。
目印は、この白い柱だけ・・・
その、柱には「木彫大仏坐像」とだけ書かれていた。
熊谷市・・・指定文化財と言うのだから、それなりに有名かとも思ったのだが・・・
と言っても・・・柱もかなりボロボロ・・・
地元でも、かなり無名見たい・・・・
やっちゃった・・・かな? (-""-;)
寺自体も本堂しかなく、脇に分譲墓地がある小さな寺だ。
ちょうど、墓参りに来ている方がいたので、「千葉から大仏を見に来た」と言うと・・・
相当、驚いていた・・・・無理もないか( ̄o ̄;)ボソッ
「こんな、田舎の寺が、千葉でも有名なんですか?」
と、聞かれたので・・・
「私の耳は、特別なんですよ」
と、言うしかない感じであった。
墓参りの方とちょっと雑談をし、大仏を見ることにすると、別れ際に・・・
「大きな大仏さんたちなので、しっかり見てあげてね」
と、声をかけてくれたが・・・
なんか、気になることを、言ったぞ?
「大仏さんたち?」
たち・・・・?
なんか、気になる言葉尻だが、気にせず大仏がある本堂へ・・・
その本堂だが・・・・
とっても、質素な感じ・・・
ただ・・・気になるのは・・・
本堂全体が、左側に傾いてますけど・・・・
( ̄o ̄;)ボソッ
かなりガタがきている風・・・文化財なんだから、もうちっと何とかならんかな?
まあ〜、これも今日始まったことじゃないし、どこでも一緒か・・・
上野の博物館じゃ、有名な奈良の菩薩像見るのに、数千円払って、数万人が、数時間並んで
群がってるらしいけど、国内の99.9%の文化財や国宝は、ほとんど無視されてるんだよね。
ましてや、そんな立派な肩書きなどない「大仏」なんかは・・・
皆さん、もっと身近なお寺を覗いてみましょう。 (*^-^*)
さて、大仏だが・・・
残念ながら、本堂は戸がしまっており、ガラス越しで見るしかない
火気注意・・・・
確かに、火がついたら、一気に燃えちゃいそうな建物だ・・・
それでは、失礼して・・・中をのぞいて見よう。
・・・・エ! (◎o◎)
なんか、膝元は、2人分・・・見えるような・・・・?
目が慣れてくると・・・・
ゲゲ! ( ̄ロ ̄;)!!
巨大な、大仏さんが二人並んでるじゃないか!
良く見ると、左側は「観音像」右側は「如来像」だ!
スッゲ〜!
大きさは、4mほどだが
こんな小さなお堂の中に、巨大な木造大仏が2体も並んでるとは思わなかった。
こりゃ、本堂が傾くわけだよ・・・
完全に定員オーバーだ
(-""-;)
情報 最寄駅 JR高崎線熊谷駅 駐車場 あり(境内に3台分ぐらいあり) 拝観料 無料 所在地 埼玉県熊谷市平戸 その他 外から、ガラス越しにのぞいて見るだけです。 マップリンク Google マップへリンク |
埼玉大仏巡礼 その6 吉見大仏 |