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百科図鑑 大仏訪問記

【 大仏巡礼 】



2007年11月 栃木巡礼編 6

「 光明寺 不動明王坐像 」訪問     栃木県 さくら市

栃木県の県北、那須高原で、日が暮れてしまった。

そこから今晩の宿がある県南西部の真岡(もおか)に向けて、東北道を南下することにした。


同じ関東地方とは言え、千葉からは遠い関東なので、土地勘はあまり無く、カーナビに頼ることも多いが、
那須高原で同行してくれた友人の「つぼちゃん」から、真岡に行くには、途中の「矢板インター」から下りて
国道4号線を走った方が、宇都宮を迂回する東北道より、距離的にも時間的にも料金的にもお徳なことを
別れ際に聞いて、さっそく東北道の矢板インターから国道4号線を南下することにした。


真っ暗闇・・・と言っても、11月の後半なので時間はまだ6時・・・


ある程度交通量も有り、まだにぎやかな感じだったのだが、宇都宮手前で「氏家」と言う地名が出てきた。


『氏家(うじいえ)


氏家って・・・栃木県だったのか・・・( ̄o ̄;)ボソッ


・・・・・たしか・・・なんかあったような? (^◇^;)


実は、氏家という場所が栃木県というのを知らなかったので、今回の巡礼ツアーでは、ノーチェックだったが
以前検索をかけたときに、なにかヒットしたような記憶がうっすらあった・・・


記憶の引き出しを、何とかこじ開けながら、国道4号線から駅前の通りへ車を進めることにした。


漠然とした記憶の中で

さくら市役所の前を通り、確か駅からまっすぐ来た場所を走っていると


光明寺という由緒ただしそうな、寺が見つかった。


何はともあれ、境内まで行って見たのだが・・・


名前は『光明寺』だけど、真っ暗・・・(^_^;)


確かに、寺や墓場が夜でも明るくライトアップされていることは、まずありえない。



もっとも、暗くなければ
鬼太郎たちも、墓場で運動会なんかできないやね〜。



きた事の無い場所で、真っ暗・・・ここで合っているのかも、わからない。


辺りを見回しても、暗がりで何も見つからないのだが、
教育委員会ご推薦の案内板があったので、とりあえず覗くと

お! 『青銅造 不動明王坐像』と、書かれている!


そうだ!思い出した!



氏家には
大きな不動明王があったんだ! (*^-^*)


とりあえず、不動明王が祭られていると思われる祠に参拝

う〜〜〜ん・・・フラッシュを焚いてみたが、特に大きな物があるわけでもない。


高さ293.9cmと言う事は、3mクラスの大きな不動明王のはずだが・・・

辺りを見わたしても、何も無い・・・。


とりあえず、この時間では、探すのは無理かな〜と思いつつ、祠全体の写真を撮ってみると・・・




ゲゲ (◎_◎;)  !

フラッシュを焚いた瞬間・・・屋根の上に・・・・


なんか、おっかない物が一瞬見えたような・・・( ̄o ̄;)ボソッ


全体が写るように、後ろに下がって夜間撮影モードで写真を撮ると・・・

いらっしゃいました〜(^◇^;)

屋根の上に、いたのね〜 (*^-^*)

まさに、灯台下暗し・・・

不動明王の足元をウロウロと探していたようだ。


孫悟空も、お釈迦様の手のひらの中を飛び回ってるときって、こんな感じだったのかな?


さて、時間も時間なので・・・極力像が写るようにさっさと写真を撮って退散準備をするが・・・

やっぱり・・・コェ〜〜(^◇^;)

次は、明るい時に来ますから・・・と、再度お参りして、闇に消えるお不動さんを後にした。


急がば回れと言うが、たま〜に近道するのも、良いかもしれない。


あ!寄り道してたら意味無いか・・・(^_^;)

2007年11月 栃木巡礼編 7  「 西明寺 笑い閻魔 」
情報
最寄駅  JR東北線 氏家駅
駐車場  有り(無料)
拝観料  無し
所在地  栃木県さくら市氏家2696  
その他  
マップ  Googleマップ リンクは、こちらをクリック




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