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雨の日も、風の日も、
大仏はそこで待っている。

「 弘法大師上陸像 」訪問     愛知県 南知多市


愛知県・知多半島



数々の弘法大師こと「空海」の伝説が残るこの地に、高さ
13尺(4メートル弱)
弘法大師像があると聞いてやってきた。


4m近い像であるが、そのサイズでは巨像ではない、ましてや大仏でもない。


でも、な〜〜んで、訪問に着たのかと言うと・・・



弘法大師像は、特別な仏像だからだ



今まで、多くの大仏を見てきたが、仏教に出てくる像は、大きさに関係なく
全て仏像なのだが、実在した人物である「釈迦」以外は、
全て架空の作られた仏様であり
空想上の人物である



しかし、日本には仏教を大陸(中国・インド)から広める為に活躍した僧や
偉業を成し遂げた人物を
奉る体質があり、日本オリジナル仏が存在する。


そんな意味で、実在する人物としては「弘法大師像」が極端に多く
スタイルのバリエーションにも富んでいるのだ。


ちなみに、実在する人物の仏像として一番多いのは
「だるまさん」だろう。


どこのうちにも探せば1個ぐらいありそうな、だるまさんはインドから単身中国にわたった
僧侶で、禅宗を確立した人物だが、彼は
そもそも日本人ではないし、仏教と共に日本に
伝わってきたので、日本が仏教に触れた時には、すでに地位は確立されていただろう。


又、達磨の像の形は確立されている。最近は
蛍光色だるまとかあるけどね・・・(^_^;)



さて、
日本オリジナル仏像で作例が多いのは、聖徳太子像弘法大師像


ただ、聖徳太子像があまり巨大化もせず、お札に印刷されるようなキャラなのに対して
弘法大師像は、異常に巨大化する傾向にある。
それは、彼の存在が仏教の布教にとどまらず、当時の
最先端事業を次々に成し遂げた


伝説が彼を大きくしているのかも知れない。


全国各地に残る、弘法大師の伝説を合わせると、弘法大師は一人じゃないぞ?
思わせるぐらい
多くの伝説が残っている。最近まで生きていて新幹線や高速道路を
使って移動したんかい?と思われてもおかしくないほど、
多忙な人物だったようだ。


当時、弘法大師という名前はまだ無かった。

この名前は彼が
亡くなってから90年後位に醍醐天皇が偉業を称えて贈った物

大師といえば弘法大師といわれるぐらいで、
他に「大師」と言う称号を与えられた僧侶は23人もいるのに、他の人の名前は聞いた
ことがない状況である。


そのことからも、当時は「空海」と言う名前が一人歩きしてしまい公共事業などに、
空海の名を刻むことが、
トレンディー・ブランドだったのかもしれない。



この辺りでクロスケの5分で考えた、
勝手な構想は終わりにして、訪問に行ってみよう!


さて、愛知県の知多半島の先端近くにある「大井」と言う街にやってきた。

のどかな漁師町と、似ても似つかない
リゾートマンションが建つ心地よい違和感


奥に見える高い建物は、
チッタナポリ?と言う「知多のナポリ風リゾート」らしい・・


そんな、リゾートと漁師町の結界に、弘法大師の像があるようだ。

早速見つけたのは、聖崎公園

聖平和観音入口

お〜〜!到着直後に、それらしき目的地発見!

公園の中に向かうのだが・・・・

けっこうな・・・上り坂・・・(-""-;)

弘法大師さんも、もうちょっと楽なところに上陸してくれれば良かったのに・・・




( ̄∀ ̄;) ハァハァ・ゼーゼーo○.。o○.。o

登ること10分・・・山頂に到着したが・・・



そこに待っていたのは・・・・


・・・・・あれ?

企画型の普通の観音像 (ノ><)ノ ドッヒャ〜!



予想外の、アクシデント・・・弘法大師の格好してると思ったのに・・・


辺りを見回すが、目立つのは奇妙な展望台ぐらい・・・

観音像と展望台ぐらいしか無い広場だった・・・・


せっかくここまで登ったのだから・・・景色でも見て気分を穴埋めしよう・・・

登ってみれば、それなりに、高い所まで着たな〜と実感できる景色

でも・・・・隣のリゾートマンションの方が・・・

はるかに高いやん ヽ(`0´)ノ


ガックリ、肩を落として海辺を見ると・・・




ゲゲ! ( ̄ロ ̄;)!!



海辺に・・・おるやん! (-_-;)ナンデ・・・

弘法大師・・・見下ろしてしまった



道をまちがえた・・・と言うより・・・今いる場所は、どこなんだ?・・・(T▽T)


振り返ると・・・

わしゃ知っらんよ!関係ないからね! と、
聖平和観音さんも勘違い一行をみて苦笑いのようだ。


もちろん、せっかくここまできたんだから、キッチと
お参りさせていただきました。


テクテクと、重い足取りで、登った階段を下りてくると・・・


な・・なに? (◎_◎;)

弘法大師御上陸地の文字が・・・・


さっきは、何で気がつかなかったんだろう・・・


まさか・・・裏を見ると・・・



気がつかないちゅうに〜〜ヽ(`0´)ノ!

た・・・大変良い・・・運動を・・・アリガトウ・・・(T▽T)シクシクシク・・・

先ほど登った公園を回り込むように進むと・・・

なんか、それっぽいのが、見えてきた・・・・

上陸大師像奉納20周年記念で建てられた石の記念碑のようだ。

言われは・・・

なんとも、読みづらい・・・建立昭和55年・・・4月29日

だったら、もう少し
読みやすい字にしてくれてもいいと思うのだが、まあ〜いいか・・・。

そんで持って、先に進んでみると・・・

リゾートマンションの沖合いに・・・

いらっしゃいました・・・

小さい・・・と言うか・・・遠い (T▽T)


さすがに、4m弱の像ではこの距離はキツイ・・・

400mmクラスの望遠で撮影してみると、何とか雰囲気が読み取れる状況・・

確かに、上陸してますが・・・大師さん、そこは小さな島ですよ!


それにしても、こんな作風の像まであるとは・・・

恐るべし!弘法大師!
 ( ̄∀ ̄;)汗


でも、よく見ると・・・

頭から・・・なんか・・・生えてる・・・・


どうも、鳥の糞から発芽した種が、生育してるみたい・・・。


年に1回大潮の時に清掃に行くらしいが、このままほっとくと
弘法大師が松島になっちゃうかもしれない・・・。


三河の話では、弘法大師は船で着いたらしいが、
知多の話では
弘法大師は海の上を歩いてきたという話になってる・・・

弘法大師は
日本のマトリックスだったらしい・・・


そう言えば・・・


途中の岩の隙間にあった、小さな人形・・・


7センチの魚藍観音?だったりして・・・

まさか・・・ね (^_^;)

情報
最寄駅  名鉄河和線名鉄河和駅より知多バス
駐車場  なし(周辺に駐車スペースはある)
拝観料  なし
所在地  愛知県知多郡南知多町大井
その他  
マップリンク
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E5%A4%9A%
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