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2008年3月23日から習志野市消防本部では、最新のシステムを組んだ
『高機能消防指令センター』
が、運用を始めます。


それに先立ち、指令センターの公開が行われました。


と、言うことで・・・・



試験運用開始に伴い、レポートにお邪魔しました ∠(`・ω・´)敬礼

消防本部1階は、消防車がたくさん並んでいます。

普段の訓練も、一般の人が見ることが出来るようにベンチなども設置されています。

1階ロビーには、往年の消防設備の展示などもあります。

それほど数は無いけど、昔から火と戦ってきた勲章ですよね。

また、最近は見なくなりましたが・・・

半鐘も展示されています。


それでは、習志野消防本部4階に有る

「指令センター」行ってみましょう!



指令センター内は、非常に静かで綺麗な場所です。

こちらのシステムは、
総額4億円もするそうです。

でも、このシステムがみんなの安全を見守ってると思えば、
金額の問題じゃないよね。

センター内には、多くのモニターが並びます。

人は、意外と少ないんですよね。

正面には、いろいろな情報が表示されています。

真ん中の大きなモニターは、その時の一番重要な情報や必要な物が表示されます。


他の表示も簡単に説明をしてみると・・・


左側のモニターには、市内全域の消防車の状態が表示されています。

この時は、とっても平和な時間で全部の車両が各所に待機していました。

右側のモニターには、市内の情報が表示されています。

気象状況や各病院の受け入れ状態も表示されています。

こちらは、各机にあるモニターとパネル。

4枚のモニターとタッチパネル、キーボード、マウスとイヤホン・マイクで対応します。

ちょっと体験させてもらいました。

クロスケの家が火事になったと仮定します。

『クロスケさん宅で火災です』

電話が発信された家が、まだ何も言わない状態で
自動的に家の場所がモニターに表示

それと同時に、
左側の画面に一番近くにいる消防車と救急車が表示されます。

この時点で、消防車と救急車には情報が転送され、現場の地図も自動的に
ナビゲーションに表示されます。


119番通報が来た時点で、
数秒後には消防車が発進して、通報者とのやり時も
随時転送されますので、隊員さんは現場に向かう車内で、現場の状況を入手できます。


もちろん、各車両から直接無線でもやり取りが出来るようになっています。

たくさんの、受話器が隣に並んでますね〜。

また、聴覚障害のある方々からは、FAXで119番を受けるオンラインもあります。

電話では、伝えられない状況でもコレならセンターへの通報も可能です。


そんな、見学中に・・・

119番通報!


隊員さんが、冷静に応答しています。

通報者は携帯電話からのようです。

携帯電話の場合、
通報者が現場の住所がわからない場合が多いのですが・・・

この時は、通報者の持っている携帯電話が
GPS機能付だったので・・・

通報直後に、ピンポイント通報場所が表示されました。


湾岸地区で、交通事故の模様です。

通報者から現地の状況が伝えられているさなか・・・

湾岸地区の消防署からレスキュー車と救急車が出動しました。

通報から、3分現場に到着したようです。

現場に到着した消防車からは、映像が転送され正面左下のモニターに映し出されます。


スッゲ〜 ( ̄。 ̄ )ボソ...



最近は、救急車をタクシーのように使う人もいるようですが、
どこまでシステムが進歩しても、車両の数は限りがあります。


本当に必要な人が使えるように心がけましょう。


消防署の方々は、

本当に必要な時は、遠慮なく119番をしてください



と、言ってくれました。(*^-^*)



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