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マニアックな博物館・訪問記 その2
マニアックにも、程がある・・・と、いわれそうな、とってもまじめな博物館が目黒にあります。
財団法人 目黒寄生虫館
ここは、生命の不思議とも思える寄生虫を専門に扱う博物館です。
寄生虫は怖い!気持ち悪い!はっきり言ってグロイ!と、思われますが、
博物館の説明には、寄生虫は寄生した母体(宿主)が死んでしまうと
自分も死んでしまう運命にある為、基本的には危害を加えないように
共存していく不思議な不思議な生き物なんです。
(中には、致命的な危害を加えるものが少数いるそうです)
そんな、マニアも唸る、【目黒寄生虫館】へ行ってみましょう!
※ 警告 ※
この先、非常に『気持ち悪いぞレベル』の高い写真が何枚も出てきます。
本来は、生き物が生きて行く上で非常に重要な寄生虫の科学的知識を展示した物なのですが、
正直「グロイ」です・・・
ウジウジ系、ニュロニョロ系、ゾワゾワ系に弱い方は、ご注意ください。
【この先は、個人の責任で判断し、ご覧になってください。】
↓ こちらの表示の後の写真はご注意ください ↓
※ 次の写真 注意 です ※
↑ こちらの表示の後の写真はご注意ください ↑
博物館は、一見するとマンションのようなビルの1階に、いきなりあります。
看板が、小さいので見逃さないようにね。
このビルの、1階と2階が博物館です。
入場は無料です。
まず中に入ると・・・・
寄生虫をデザインしたパネルと
『世界でただ一つの寄生虫の博物館へ』
の、文字が・・・・
世界に、3つも4つもあったら・・・コワイわい (^◇^;)
展示の方はというと・・・1階は、寄生虫の標本が並びます。
ホルマリンに浸かったこの標本が・・・なんとも(-_-;)
標本をよく見てみると・・・
お〜〜!これはたま〜に、見かけるカマキリのお腹に住む「ハリガネムシ」だ。
コッチは・・・なんだろう?
実際に、標本には非常に細かな説明や、解説がありますが申し訳ありませんが・・・
難しくって、あんまり記憶しておりませぬ・・・(T▽T)
※ 次の写真 注意 です ※
おりょ・・・ウミガメの頭が・・・
『寄生=体の中』といったイメージが有るけど、皮膚に寄生する場合もあるか・・・
こちらは、日本各地で発見された寄生虫の分布図
ほぼ、全国に分布してるんですね・・・。
ちなみに・・・・
ご丁寧に、電子パネル表示になってたりして・・・(^_^;)
他にも、こんな動くパネルもあります。
難しいというより、人が触れたがらない部分を解りやすく説明してくれています。
この先は、人間関係の展示
今の若い人にとって、寄生虫は遠い存在かもしれませんが、昭和30年頃までは
ほとんどの人の体の中に寄生虫がいたんですよ。
※ 次の写真 注意 です ※
これは・・・ちょっと、グロイけど・・・
人間の皮膚で繁殖するのか・・・
結節を破ると・・・虫が出てくる・・・・
(((( ;゚д゚)))アワワワワ
世界で14例・・・そのうち日本で6例って・・・
世界の半分ぐらいが、
日本で見つかってるんかい (-_-;)
さて、2階へ行って見ましょう! ( ̄∀ ̄;)汗
広いように感じたかもしれませんが、展示室は、これぐらいの広さです。
さて・・・2階は・・・
日本海裂頭条虫・・・漢字だけ見てもスゴイ寄生虫のような、気がするが・・・
人の体から出てきた、8.8メートルの・・・・
8.8メートル・・(◎o◎) !
口にした時の幼虫の大きさは・・・
米粒ぐらいだけど・・・
3ヶ月で・・・
こんなに、大きくなるんだ・・・・
(青いパネル内にロープのように展示してあるのが、寄生虫の全身です)
2階には、人への感染ルートや宿主の紹介が中心です。
それにしても、色々な種類の寄生虫がいるんだな・・・
※ この先4枚の写真 注意 です ※
アニサキス・・・名前は聞いたことあるけど・・・
イルカの心臓に寄生するんだ・・・
一見すると、モヤシぐらいの大きさだけど・・・
これが、体の中でウネウネ動いていると思うと・・・
(((( ;゚д゚)))アワワワワ
次は、ハエの幼虫・・・
って、ことは・・・・ウジムシのことだよね・・・・
馬の十二指腸に・・・ ゲゲ!(◎o◎)
大きさは、小さいけど・・・・サトイモみたいな・・・ウジムシが・・・・体内で・・・・(-_-;)
次は・・・・イヌの・・・・心臓に・・・・
パスタのような・・・寄生虫が・・・
それも・・・・東京で・・・
この先は、パネルの展示が中心です。
世界各国で今も猛威を振るう、寄生虫やウイルスの分布です。
日本にいると、ピンと来ない病気だけど・・・世界中にはまだまだ広がっているんだ・・・。
こちらは、人への感染ルートです。
色々な寄生虫が、色々なルートで感染するんですね。
ウ〜〜〜〜ン ちょっと・・・怖い気がするけど・・・
もちろん、予防方法もしっかり書いてあります、
ルートを知ってこそ、予防ができるとう物だね。
エキノコックスは、一時有名になったな・・・
北海道に分布か・・・・
バンクロフト糸状虫症・・・・名前は解りにくいのだが・・・
浮世絵にも描かれている日本古来からある寄生虫らしいが・・・
これって・・・金玉(インノウ)が・・・異常に大きくなってるんだ・・・。
※ 次の写真 注意 です ※
実際に症状の写真もパネル展示があります。
ウ〜〜〜ン・・・衝撃的な写真が・・・(´・ω・`)
寄生生活をする動物の神秘と不思議を感じることができた・・・
それにしても、世の中には色々な研究があるんですね。
こちらは、展示室の一角にある研究機材の展示
古い書籍からも、研究が長きに渡りされているのがわかるね。
こちらは、寄生虫館の歴史
寄生虫館は、50年以上も前から歴史があるんですね。
50年前は、目黒に平屋しかない・・・・(^◇^;)
こちらは、2階展示室の一番奥にある
「寄生虫館ミュージーアムショップ」
寄生虫のデザインが、目を引く「Tシャツ」や「トレーナー」が・・・(^◇^;)
こちらは・・・本物の・・・・
寄生虫入り「寄生虫キーホルダー」
ただ・・・グロイとか、気持ちが悪いとか思わず、
なぜ寄生虫は寄生しなければ生きてゆけないのか?
その疑問をゆっくりとご覧になって、確かめてみてください。
財団法人 目黒寄生虫館 |
入場無料 |
オフィシャルホームページ |